(2020年2月に訪問した際のことです)
東京ヤクルトスワローズの一軍は2000年より米国・アリゾナ州ユマから沖縄・浦添市にキャンプ地を移しています。当時の監督は若松勉さんでした。
キャンプ地は浦添運動公園内にある、「ANA BALL PARK浦添(浦添市民球場)」およびその周辺施設で行われています。メインで使用する球場は1996年3月に開場。それに先立って、1994年に浦添市ではプロスポーツ誘致検討会が発足させ、スポーツチーム誘致を始めました。誘致にあたってプロ野球は千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス(現;福岡ソフトバンクホークス)、北海道日本ハムファイターズ、そして東京ヤクルトスワローズが視察に訪れました。
1996年に行われた球場のこけら落としとなる試合を行ったのは北海道日本ハムファイターズで、1997年には二軍がキャンプを張りますが、継続利用とはならず、以降は読売ジャイアンツの二軍公式戦や教育リーグ「ハイサイ・沖縄リーグ」などを開催することでプロ野球との接点を持ち続けていました。
何とかプロ野球球団誘致を実現させたい浦添市は以前視察に訪れていたスワローズへのアプローチを開始した。そして、最終的に1999年10月に誘致が正式に決定し、2000年から現在に至るまでキャンプを行っています。
沖縄県は県内総生産の80%以上を第3次産業が占め、観光・サービス業が沖縄経済において大きな役割を果たしています。しかし、浦添市は那覇市と隣接しているものの、素どおりされてしまうことが多く、観光資源として目新しいものが少ないとのことです。そこでプロ野球球団を誘致したとのことです。
ちなみに、「浦添」は「うらぞえ」と濁ってしまう人が多いそうですが、本当は「うらそえ」とのことです。マスコミを通して地名を発信できるというのは非常に大きな意味を持ち、スワローズのキャンプによって、「うらそえ」と読んでもらえるようになり、その効果は絶大なものがあったそうです。
今回は北海道日本ハムファイターズのキャンプ地に立ち寄ろうとしたのですが、場所を間違えてしまい、ならばと、近くにいく「ついで」に行ってきました。ただ、練習はすでに終了しており、野球教室が開かれていました。
場所:ANA BALL PARK浦添(浦添市民球場)
「つば九郎神社」では、「中日ドラゴンズ優勝」を祈願しておきました。
さて、那覇市内の国際通りを散歩しているときに、目にしてしまいました。仕方なく写真を残しておきました。
場所:国際通りの外れ
以上、番外編でした。
まだまだ、2020年沖縄編もいろいろとありましたが、この辺でいったん休止としておきます。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。