野球小僧

寿司ロボにぎっ太くん! / こちら葛飾区亀有公園前派出所 コミックス第84巻827話

私はこういうような事件のことは極力書きたくないですし、私が書いたことでは何の抑止力もないことはわかっています。また、これらの行為を行った方々を特定することはしません。もちろん、個人を中傷非難することもしません。

2013年の夏に日本国内各地で飲食店などのアルバイト店員などが、いわゆる「バイトテロ」と言われる迷惑行為によって企業、お店や同業者に対して社会的なイメージダウンになり、商品の返金、返品や交換、お店の消毒や休業、最悪の場合は発生したお店の閉店や巨額の損害賠償請求も発生し、社会問題になったことがあります。

そして、最近は回転ずし店内などにおいて「お」を付けられないような客とも言えない方々によるいたずらにしては度が過ぎている動画が拡散され、これまた社会問題になっています。

日本はいるからこんな社会になってしまったのでしょうね。

問題となっている内容は、ここに書くことすらいやらしいので書きませんが、やっていいことと、やってはいけないこと、善悪の分別すらどうなのかなと個人的に感じます。

確定ではないでしょうけど、いずれも若者っぽい人たちが(まだ犯罪となっているのではないのですが)実行犯っぽく、本人たちは軽い気持ち、たとえばウケ狙いのようなことで犯行に及んでいるのと、本人たちがSNSに投稿していることも相変わらずです。

こういうニュースを聞いてしまいますと、誰もが回転ずし店には行きづらくなってしまうと思います(けど、私は行きますけどね)。その影響などによって、一時的にしても回転ずし業界にとっては売上に影響がでてくると想像します。また、業界としても対策を講じなければならないでしょうし、それにかかる費用も莫大なものになり、お店に与える損害は計り知れません。

そもそも、世の中のお店などは「性善説」で成り立っていると思います。回転ずしやホテルなどのバイキング/ビュッフェなどというシステムはそのいい例ですよね。他人が「いたずらしていない」という前提で利用していますから。スーパーなども同じことですので、社会システム全般にかかわる、「テロリズム(テロ)」的なものだと言われているのは、まさしくそのとおりだと思います(海外の報道でも「SUSHI Terrorism」と言われています)。

私はテロを容認するわけではないのですが、そもそもテロは、「政治的な目的を達成するために・・・」であり、これらは何の主義主張もないです。主義主張があればいいというわけでもありませんけど。ただ、テロ行為の目的へ手段としての「暴力および暴力による脅迫を用いる」という意味合いでは、まさしくテロそのものの行為だと憂うのです。

それだけに、今回、被害に遭った、回転ずし大手チェーンでは警察に被害届を提出。刑事的な事件扱いになるとともに、民事的にも損害賠償が請求されるのでしょうね。

それを最終的に決定するのは司法の場になるでしょう。軽いいたずらであっても、社会的に大迷惑をかけること、それがどのような大きな代償を払うことになるのか。

それにしても、現在進行形なのか、過去のものが発掘されているのかわかりませんけど、次から次へと。現在進行ならば、学習機能が働いていない、犯罪として確信犯としか思えませんが。

お金だけの問題ではないです。自分一人の人生だけでなく、家族、友人や自分に関係している周囲まで大いなる被害を与えるということを想像してほしいですよね。

さて、以前、週刊少年ジャンプで連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のコミック第84巻827話「寿司ロボにぎっ太くん!」で主人公の両津勘吉がロボットの握る回転ずし店に行き、ロボットとケンカになるという話があります。このときに両津勘吉が今回問題になっている回転ずしテロの一部行為のような嫌がらせをしています。警察官にあるまじき行為なのはいつものことですが。



この話が公開されたのが1993年。

30年前には漫画のなかではあったジョークが、実写版として社会的な問題なるとは両津勘吉も考えていなかったでしょう。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
まかろんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ちょっと、コメントが1週間前の私の肩こりくらいかたくて申し訳ございませんが、日本と米国の民事訴訟における賠償金額は制度の違いがあります。

日本の「損害賠償」は、「実際に生じた損害」の金額に限られています。つまり、不法行為によって失われたものを現状回復させる限度での損害賠償しか認められていません。よって、よほどのことでなければ賠償額が高額になることはないようです。

一方、訴訟大国の米国(州法)では、損害賠償請求訴訟では「実際に生じた損害」の賠償に加えて、「懲罰的損害賠償」が認められており、意図的に損害を与えた場合などで、再発抑止する目的で罰則的に課することを認められています。

よって、和解の場合でも米国では、高額の和解金となる場合があるようです。

ですから、米国ではこんなことは(たぶん)起こりずらいのだと思います。

1週間前の私の肩こりくらいかたくて申し訳ございません
まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

今日のもともとのタイトルは「寿司テロ」ズバリでしたが、書いているうちにだんだんと面白くなくなってきましたので、両さんには申し訳ないと思いつつ、こち亀を引っ張り出しました。

正直なところ、まったく理解に苦しむ展開ですが、このような行為が便乗して増えているというよりも、もともと日常的に行われていた行為があったということかも知れませんね。それが、あの事件をきっかけに見つけ出され、拡散しているのだと。

ちなみに、「過去のその後」につきましてはちゃんと調べておきました。来週はともかく、再来週には公開できる予定ですので、しばらくお待ちくださいませ。
macaronteaparty
お早うございます。
こういう鬱憤晴らしが広まるとはなんとも嫌な世の中ですね。

私がいつも閲覧しているニュースサイトでは、
米国人の一意見として、
米国では多額の賠償訴訟になるので、あまりこういう嫌がらせは起きない、
とのことでした(どこまで本当かは分かりません)。

というわけで、しっかり損害賠償を求めるべきだと思います。
機会収入の損害と、洗浄などの費用など。

相手が特定できれば、ですけどねー・・・。😓


人間はいつの世もあまり変わらないと思います。
昔もこういう下劣な心根の人間は一定数、いたのでしょうね。

でも、うーん、地域社会の目がなくなったのと、
SNSで個人の発信力が爆発的に高まったのが悪い方に出ている
のでしょうね。

今日は時間がないので、これ以上の考察はできませんが・・・。

少子化といっても、なんだか社会での受け入れが、
うまくいってないように思います。

人が足りない足りないという割に、
せっかく生まれた者を安く、くだらない物として使っているような。

どうにかならないかな、と思います。

先行きに希望があれば、こんな馬鹿なことをする者は減ると思います。

ああ、先日の受験応援シリーズとつながってますね!

結局は、とりとめもないコメントで恐縮ですが、
良い世の中になってほしいですね🙏(まかろん)
eco坊主
おはようございます。

私の心の中の性善説は以前にぶっ飛んでしまいましたが・・・
ただ、他人の性善説を覆すような行為はしていません!!!

今回の立て続けに起こっている内容には憤慨しています。
私の中ではもう完全に”犯罪”です。
アレルギーでアナフィラキシーショックが起こるやもしれません。
なんらかのウイルス(コロナだけではなくて)感染があるやもしれません。
お店が休業に追い込まれたのなら偽計業務妨害ですよね。

ネットに流しているのですから確信的愉快犯でしょう。
以前のバイトテロの時も行為の内容はメディアでも大きく取り上げられていますが、結果どうなったのかが余り報じられていないような気がします。
こういう罪(になっていないかもしれませんが)にはこういう罰が与えられたということをもっともっと明確にすべきじゃあないでしょうか(個人の感想です)。

まっくろくろすけさんの本意ではないコメになっているかもしれません。
ごめんなさい🙇🙇

今日もありがとうございました。
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