新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス28」の出場全20選手のブロック分けが発表されました。大会は7月14日に東京・大田区総合体育館で開幕し、20選手が2ブロックに分かれて、それぞれ総当たりのリーグ戦を行い、各ブロックの1位選手同士が8月12日に日本武道館で優勝決定戦を行います。
Aブロック
復権を目指すオカダ・カズチカ選手と棚橋弘至選手らの新日本プロレスの中心人物が揃って名前を連ねました。また、初出場の現IWGP・USヘビー級王者のジェイ・ホワイトも名を連ねました。
オカダ・カズチカ(7年連続7回目)、真壁刀義(15年連続15回目)、棚橋弘至(17年連続17回目)、マイケル・エルガン(4年連続4回目)、EVIL(3年連続3回目)、バッドラック・ファレ(5年連続5回目)、ジェイ・ホワイト(初出場)、鈴木みのる(2年連続8回目)、YOSHI-HASHI(3年連続3回目)、ハングマン・ペイジ(初出場)
Bブロック
IWGPヘビー級王者;ケニー・オメガ選手と飯伏幸太選手が入り、DDT時代の2012年8月の日本武道館出入り禁止事件以来となるシングル戦が実現します。そこに2年連続プロレス大賞MVP男;内藤哲也選手、NEVER無差別級王座者;後藤洋央紀選手らの刺激的な顔ぶれとなりました。
内藤哲也(9年連続9回目)、飯伏幸太(2年連続4回目)、ケニー・オメガ(3年連続3回目)、矢野通(12年連続13回目)、石井智宏(6年連続6回目)、タマ・トンガ(3年連続3回目)、ジュース・ロビンソン(2年連続2回目)、SANADA(3年連続3回目)、ザック・セイバーJr(2年連続2回目)、後藤洋央紀(11年連続11回目)
今年のG1は最終3連戦(8月10~12日)を日本武道館で開催されます。日本武道館でのプロレス興行は2012年8月のDDT以来となるのですが、6年前の大会で飯伏選手が禁止されていた2階からのラ・ケブラーダ(リング端からロープに飛び乗り、その反動を使って270度後方回転しながら場外にいる相手に体当たりをする飛び技。覆面レスラーのウルティモ・ドラゴン選手のオリジナル技)を強行しました。飯伏選手は今となっては「もうプロレスで武道館を使うことはない、と誰かが言っていたので、飛んでやったんですけどね」と確信犯だったことを認めていますが、当時は関係者らに土下座して謝罪していました。それでも出入り禁止処分になったという説がありました。
出場選手の発表前には「6年前に出禁になったから、どうなんだろう。それが分からないなと。大丈夫なのか、出れるのか。今回G1に出れないと、先が見えなくなるので不安を感じてますよ。ただ、そんなときはトランキーロ。あっせんなよ」と、どこかで聞いたようなセリフでしたが、無事(?)メンバー入りしています。