第一生命から「第30回 第一生命サラリーマン川柳コンクール」の入選作品100句が発表されました。
今回は応募数が5万5067句となり、20年ぶりに5万句を超えたそうです。特に女性や20代以下の若年層からの応募が大きく増加し、女性応募者は前回の2倍を超える1万1471名、20代以下の若年層の応募者も前回の1.4倍の3952名となったそうです。
毎年、私たちの心の琴線に触れる句がいくつもあります。
「『誰の指示?』 数分前の 貴方です」
⇒ 思い付きでやられる指示程いい加減なものはありません。現場は都度混乱中です。
「効率化 提案するため 日々残業」
⇒ これほど無駄なことはないのですよね。
「会議する 準備のために また会議」
⇒ 上の人に報告するために、一番あたふたしているのが部課長。それに巻き込まれる私たち。
「丸投げと バトン渡しは 五輪級」
⇒ ♪ うちの上司は日本一~
「残業は するなこれだけ やっておけ」
⇒ そういう自分は「じゃ、メールで送っておいて」と先に退社です。
「生産性 部長の異動で 急上昇」
⇒ 異動じゃなくても、不在時の職場の明るいことと言ったら、ね。
「『ちょっといい』 上司手招き ちょっと嫌」
⇒ 私はいつも「今、手が離せません」と言ってお断りします。仕事の邪魔はしないでください。
「シン・ゴジラ 俺の会社も 踏んでくれ」
⇒ うちの会社はルート的に絶体にあり得ません。Win-Winは出来そうもありません。
シン・ゴジラの句が出たところで、日本アカデミー賞作品賞を獲得するであろうシン・ゴジラのお話しを一つ。そして、今回もゴジラさんにより東京都が瓦礫の山になっている画を観せてくれました。この詳細は別途書くとして、実は、最初の1954年のゴジラやそれ以後の作品でも、ゴジラが東京へ遠征する際は、東京湾から上陸し、銀座や国会議事堂は破壊するのですが、すぐ側にあるはずの皇居はいつも素通りするのです。これについては、さまざまな勝手な解釈がなされていますが、シン・ゴジラという、これほどリアリティにこだわった映画でも、皇居は破壊対象にはならないのです。
私もここで一句。
「おい上司 おれのGW 無くす気か!!」
⇒ 4月29日に国内移動で、4月30日にフライト。5月1日から工場入りしろだと。リアルガチな話になりそうです。そういうあなた方はお休みなんですなぁ!! あなたはWin-Winでしょうけど、私はLose-Loseだ!!