2015 プロ野球 開幕直前 順位予想 セ・リーグ編

いよいよプロ野球開幕日です。プロ野球選手、チーム関係者にとって、また、プロ野球ファンにとってもプロ野球元日です。
昼は高校野球、夜はプロ野球。年に二回の野球好きにはたまらない正月と盆の正月です。
オープン戦の結果がそのままシーズンの状況とはなりませんが、王者ジャイアンツが君臨するセ・リーグにひと波乱ありそうな、怪しい気配が漂ってきました。

さて、私の無責任予想ですが、開幕直前予想は次のとおりです。なお、( )内は無責任なゲーム差です。

1位 阪神タイガース


(ケータイのオジサンは無関係です)

優勝はゲーム差なしで、勝率によってタイガース。
内野の要と言うよりもチームの要と言っていい鳥谷敬選手の残留が最大のポイントです。マートン、ゴメス両選手の習熟とピッチャー陣はメッセンジャー選手、藤浪晋太郎選手、能見篤史選手、岩田稔選手の4本柱と、なにより呉昇桓(オ・スンファン)選手の存在は大きいです。絶対的なクローザーがいるのはタイガースだけです。不安材料はキャッチャー。梅野隆太郎選手がどこまでやれるかでしょう。ここ数年、正キャッチャーが不在だったこと。和田監督がどこまで我慢できるか(というよりも、デイリースポーツとファンがどこまで我慢できるか)。

2位 広島東洋カープ (0)
カープは前半のスタートダッシュに失敗、後半怒涛の追い上げを見せるもあと一歩届かず。
ピッチャー陣は黒田博樹選手が戻ってきて、前田健太選手、大瀬良大地選手ら先発陣の負担が減り、シーズンとおして安定した力を出せそうな気がします。ただし、カープにいないのがクローザー。それと打撃陣の柱のエルドレッド選手がケガで戦線離脱。菊池涼介選手、丸佳浩選手の”キクマルコンビ”は健在なものの、得点パターンの確立に時間がかかりそう。

この2チームが最後まで優勝を争うと思います。

3位 読売ジャイアンツ (5.5)
ジャイアンツは好不調の波が大きく、安定した戦いは出来ません。
内海哲也選手の出遅れ、ケガ人と現時点ではピッチャーの計算が難しいです。バッターもFA限界説の村田修一選手とファーストコンバートの阿部慎之助選手の復調ならず。しかし、経験豊富な選手が揃っており、試合巧者であるというところで3位にしましたが、Bクラスもあり得ると思います。

4位 東京ヤクルトスワローズ (0.5)
スワローズは今年も相変わらずピッチャー陣が弱い。
打線が得点を重ねるのですが、収支計算が上手くないため(w)、失点も多いパターンです。契約最終年のミレッジ選手とバレンティン選手のやる気次第で、収支が逆転する可能性もあります。まったくこればかりは蓋を開けてみないと判りません。あとは真中満監督の真中マジック(なんてあるのかは判りませんが)頼みでしょう。

5位 中日ドラゴンズ (0.5)
ドラゴンズは世代交代の一年。
将来を見据えて若手を積極的に起用する年でしょう。それぐらい思い切ったことをやらなけれならない時期です。
ピッチャーはそこそこ若手が昨シーズンから出て来ており、不安材料は少なく、吉見一起選手が右ヒジに不安さえなければ、2ケタ勝利は計算できます。それにリリーフ陣も又吉克樹選手、福谷浩司選手がいますので、質よりも量戦術で問題ないでしょう。ただし、ピッチャーが踏ん張るものの、得点力不足は解消されないままです。楽しみは谷繁元信兼任監督の最多試合出場と和田一浩選手の2000本の花道です。

6位 横浜DeNAベイスターズ (7.5)
ベイスターズは勢いに乗ったら連勝があるものの、それ以上に一度躓き始めると連敗もあるチーム。
頼みのグリエル兄弟が不在なのと柱となるピッチャーが不在なのが響きます。

今年のセ・リーグはシーズン終盤まで混戦だと思います。最後まで、目が離せないでしょう。

いよいよ、ジャイアンツ×ベイスターズ(東京ドーム)、タイガース×ドラゴンズ(京セラドーム)、カープ×スワローズ(マツダスタジアム)でプレーボール。