維新十傑の一人で、大河ドラマ「西郷どん」で落語家の林家正蔵さんが演じた大村益次郎さん。長州(現;山口県)の村医者から軍人、軍政家、さらには旧日本陸軍創設者となりました。類い稀な語学力と、医学、化学などの知識を有していたそうですが、無愛想な性格に加え、治療も上手でなく評判は悪かったようです。
道であった村人が、「先生、お暑うございます」とあいさつされると、「夏は暑いのがあたりまえです」と答えたり、薬を貰いにきた患者さんに、「服用する必要がない」といって追い返したりしたという。
さて、夏は暑いのがあたりまえといえばあたりまえですが、近年の暑さは本当に災害級です。「猛暑」というよりも「酷暑」、そして「闘暑」でもあります。
しかし、夏は暑いのがあたりまえだとしても、暑い日が続きますと体力的にも辛いもがあり、うんざりします。そして、暑さでイライラしてしまったら、余計に不快度が増えて行ってしまいます。部屋の中を超涼しくしたらしたで、外気温との温度差が大きくなり、さらに体調不良の要因にもなります。
だからと言って、夏に文句を言っても涼しくなるわけではありません。ですから、ここは開き直って、夏は暑いのがあたりまえのことを真正面から受け入れるしかありません(ただし、我慢できる範囲ですが)。
つまり、暑い夏を楽しむことを考えるようにしたいです。
これはほかのことも一緒ですよね。何か現状に不満があったとしても、それに対して文句を言っているだけでは何も解決しません。ときに自分の意見がとおって改善されることがあったとしても、その間は気分的に不満が積もっていくだけになりそうです。
現状の不満は、楽しいことができるきっかけなんだと、考えることが大切なのかも知れません。
夏は暑いのがあたりまえ。その暑さを楽しめる心の余裕を持てるのが大事なことだと思います。
ちなみに先日、シンガポールにいる方とメールのやりとりをしたのですが、なんと東京の最高気温よりもシンガポールの最高気温の方が低いという驚きでした。
暑い日が続き、体調を崩しやすいですが、どうぞ、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。