「ずっと”うそ中”を食べてたんだぜ」って思っていたのですが・・・。
名古屋のご当地めんと言えば、「きしめん」「味噌煮込みうどん」「台湾ラーメン」「あんかけスパゲッティ」などがありますが、(私からしてみれば)これらはほぼ全国区。で、超ローカルなものがあるかと探してみたところ、ありました、「長命うどん」。
なかなかご利益のありそうな名前です。
創業は1913年。創業当時、本店があったのは「納屋橋(なやばし)」付近。橋も同時期に開通し、渡り初め式には約5万人の人が集まったそうで、家業が3代夫婦で続いている縁起の良い家の者が最初に渡るという習わしのもと、式典の代表に選ばれたのが、まんじゅう屋の「伊勢屋」とうどん屋の「三輪辨(みわべん)」でした。
これをきっかけにして、「伊勢屋」は「納屋橋饅頭」へと改名し、「三輪辨」は当時の市長から「長命」の名を授かり、「長命うどん」と解明したとのことです。
さて、そんな長命うどんには、「うそ」みたいな食べ方があるそうで、実際に食べに行ってきました(2019年3月の話)。
店名に「うどん」と付いていますが、めんのメニューにはうどん以外もあります。
うどん
和風中華
そば
きしめん
冷麦
そうめん
食べ方は5種類。冷たいものから温かいもの、ぬるいもの。
かけ:温かいつゆ
ゆつき:湯ごと盛り付けためんをつけ汁(早い話が「湯もり」)
ぬる:ぬるめのつゆ
ころ:冷たいつゆ
冷やし:冷やしためんをつけ汁と
ちなみに、「ころ(香露)」とは愛知県・岐阜県周辺で食べられる、「めんに冷たいつゆをかけた」もの。岐阜県多治見市のうどん店が発祥です。
めんの量は4種類。
小盛(これが一人前とのこと)
大盛
二半盛
特盛
トッピングの天ぷらは10種類。
やさい
さかな
かきあげ
いも
いか
ごぼう
ちくわ
なす
エビ
長命草(入荷状況により提供できない場合もあり:沖縄で育つセリ科の植物で、栄養価がとても高いらしい)
ほかにも、
わかめ
生卵
とろろ
があります。
そして長命うどんの一番の特徴が、これらを自由自在にカスタマイズできること。しかも、トッピングだけではなく、めんも・・・。つまり、種類の違うめんをひとつのどんぶりに合い盛りできちゃうのです。
たとえば、
うどん+そば=うそ
うどん+和風中華=う中
うどん+そば+和風中華=うそ中
という感じ。
で、私がいただいたのは
きしめん+そば+和風中華=きそ中(+かきあげ)
(と言うのかどうかは、知らんけど)です。
めんの種類、食べ方、トッピングを組み合わせますと、なんと「うそっ!」と言いたくなる100通り以上(になるはず)。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
名古屋のご当地めんと言えば、「きしめん」「味噌煮込みうどん」「台湾ラーメン」「あんかけスパゲッティ」などがありますが、(私からしてみれば)これらはほぼ全国区。で、超ローカルなものがあるかと探してみたところ、ありました、「長命うどん」。
なかなかご利益のありそうな名前です。
創業は1913年。創業当時、本店があったのは「納屋橋(なやばし)」付近。橋も同時期に開通し、渡り初め式には約5万人の人が集まったそうで、家業が3代夫婦で続いている縁起の良い家の者が最初に渡るという習わしのもと、式典の代表に選ばれたのが、まんじゅう屋の「伊勢屋」とうどん屋の「三輪辨(みわべん)」でした。
これをきっかけにして、「伊勢屋」は「納屋橋饅頭」へと改名し、「三輪辨」は当時の市長から「長命」の名を授かり、「長命うどん」と解明したとのことです。
さて、そんな長命うどんには、「うそ」みたいな食べ方があるそうで、実際に食べに行ってきました(2019年3月の話)。
店名に「うどん」と付いていますが、めんのメニューにはうどん以外もあります。
うどん
和風中華
そば
きしめん
冷麦
そうめん
食べ方は5種類。冷たいものから温かいもの、ぬるいもの。
かけ:温かいつゆ
ゆつき:湯ごと盛り付けためんをつけ汁(早い話が「湯もり」)
ぬる:ぬるめのつゆ
ころ:冷たいつゆ
冷やし:冷やしためんをつけ汁と
ちなみに、「ころ(香露)」とは愛知県・岐阜県周辺で食べられる、「めんに冷たいつゆをかけた」もの。岐阜県多治見市のうどん店が発祥です。
めんの量は4種類。
小盛(これが一人前とのこと)
大盛
二半盛
特盛
トッピングの天ぷらは10種類。
やさい
さかな
かきあげ
いも
いか
ごぼう
ちくわ
なす
エビ
長命草(入荷状況により提供できない場合もあり:沖縄で育つセリ科の植物で、栄養価がとても高いらしい)
ほかにも、
わかめ
生卵
とろろ
があります。
そして長命うどんの一番の特徴が、これらを自由自在にカスタマイズできること。しかも、トッピングだけではなく、めんも・・・。つまり、種類の違うめんをひとつのどんぶりに合い盛りできちゃうのです。
たとえば、
うどん+そば=うそ
うどん+和風中華=う中
うどん+そば+和風中華=うそ中
という感じ。
で、私がいただいたのは
きしめん+そば+和風中華=きそ中(+かきあげ)
(と言うのかどうかは、知らんけど)です。
めんの種類、食べ方、トッピングを組み合わせますと、なんと「うそっ!」と言いたくなる100通り以上(になるはず)。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。