「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」は、1974年8月3日に公開された渥美清さん主演の「男はつらいよ」シリーズ第13作の映画です。マドンナ役には第9作「柴又慕情」に登場した吉永小百合さんです。
いつもと同じ導入部で寅次郎(演;渥美清さん)が旅先で見た夢では、タコ社長夫妻(演;太宰久雄さん、水木涼子さん)が仲人をして寅次郎が結婚し、花嫁を連れて柴又に帰ってきたら、おいちゃん(演;松村達雄さん)とおばちゃん(演;三崎千恵子さん)が亡くなっていた・・・。
柴又に帰ってきた寅次郎は、温泉津温泉(ゆのつおんせん:島根県大田市温泉津町)で知り合った絹代(演;高田敏江さん)との結婚を考えていると伝え、さくら(演;倍賞千恵子さん)とタコ社長を連れて会いに行きますが、絹代の元には家出した夫が戻ってきていた。
失意の中、さくらたちを宿に置いて立ち去る寅次郎。旅の途中の津和野(島根県鹿足郡)で歌子(演;吉永小百合さん)と再会。2年前(第9作)、寅次郎は歌子に惚れながら、多治見(岐阜県多治見市)の陶芸家の男性との結婚を祝福して別れたとき以来の再会。
柴又に帰ってきた寅次郎は、温泉津温泉(ゆのつおんせん:島根県大田市温泉津町)で知り合った絹代(演;高田敏江さん)との結婚を考えていると伝え、さくら(演;倍賞千恵子さん)とタコ社長を連れて会いに行きますが、絹代の元には家出した夫が戻ってきていた。
失意の中、さくらたちを宿に置いて立ち去る寅次郎。旅の途中の津和野(島根県鹿足郡)で歌子(演;吉永小百合さん)と再会。2年前(第9作)、寅次郎は歌子に惚れながら、多治見(岐阜県多治見市)の陶芸家の男性との結婚を祝福して別れたとき以来の再会。
しかし、歌子の夫は前年に亡くなってしまい、津和野の夫の実家で肩身の狭い思いをしていた。その様子に哀れみを感じた寅次郎は、歌子を一人残していくことに後ろ髪を引かれながら、「もし何かあったら葛飾柴又のとらやに訪ねてきな 悪いようにはしないから」と言い残して去っていく・・・。
(2018年11月に訪問したときの写真です)
この話は何回か観たことがありますが、現代の社会的なことにつうじる内容でもあります。
(2018年11月に訪問したときの写真です)
この話は何回か観たことがありますが、現代の社会的なことにつうじる内容でもあります。
女性の自立や親との関係・・・。
幸せの形って人それぞれだとは思います。
いろいろなことがあって、どうにもならないことがあったとしても、どこか帰れる場所、帰れないとしても、自分の心安らぐ場所があるといいと思います。
「もし、何かあったら葛飾柴又のとらやに訪ねてきな。悪いようにはしないから」
寅さんらしい、優しい言葉ですね。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。