鬼太郎のふるさと鳥取県。それにちなんだアベ鳥取堂の駅弁です。アベ鳥取堂の駅弁は、「元祖 かに寿し」や「山陰鳥取 かにめし」だけだと思ったのですが、この「ゲゲゲの鬼太郎丼」は知りませんでした。
アベ鳥取堂は、1910年に創業し、鳥取駅構内などで各種折詰、弁当料理製造販売などを行っています。鳥取駅での駅弁販売を始めたのは1943年からであり、1952年から冬季限定で「元祖かに寿し」を販売している老舗です。
この駅弁は事前情報がなく、中身はわかりませんでしたが、蓋を開け、中身を確認しますと、期待を裏切らないものでした。
妖怪の鬼太郎といえば、「目玉おやじ」が付き(憑き)ものと思う方が多いと思いますが、真ん中に豆腐竹輪に練梅を添えた「目玉のおやじ」がいます。
メインのおかずには柔らかく時雨煮風に生姜で煮込み、しっかりとした味の鳥取牛がたっぷりと入っています。
お楽しみは、これだけではありませんでした。容器にはオリジナルの有田焼で、目玉のおやじのお風呂をイメージしており、食べ終わると鬼太郎がシャボン玉を吹いており、その中に目玉おやじがあるという、楽しい仕かけになっています。ほかのデザインもあるかもしれません。
ちなみに、鬼太郎駅弁は、最初は海鮮風お茶漬けだったそうですが、駅弁でお茶をかけるというのが上手くいかず、何度もリニューアルされて、現在の駅弁スタイルになったそうです。
素朴な味わいであり、食べて美味しい、食べた後も面白いという一品で、お土産にもいいものです。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。