「九月の雨」は、1977年9月1日にリリースされた太田裕美さんの9枚目のシングル楽曲です。作詞は松本隆さん、作曲・編曲は筒美京平さんです。1977年7月1日にリリースされたアルバム「こけてぃっしゅ」からのシングルカット楽曲です。
♪季節に褪せない心があれば
人ってどんなに倖福かしら
ライトに浮んで流れる傘に
あの日の二人が見える気もした
September rain rain 九月の雨は優しくて
September rain rain 涙も洗い流すのね
愛が昨日を消して行くなら
私明日に歩いてくだけ
September rain 九月の雨は冷たくて
September rain 九月の雨は優しくて
今週後半は9月。昔は9月といえば秋そのもの本番を迎えるという感じでしたが、近年は最高気温30℃超えの日もあり、夏の延長戦が続く暑い季節になっています。春は一雨ごとに季節は暖かい季節を連れてきますが、秋は一雨ごとに寒い季節を連れてくるはずですが・・・。
ちなみに、1987年にリリースされたハウンドドッグの「SEPTENBER RAIN(作詞・大友康平さん)」でも、「♪九月の雨は 少し冷たくて」と唄っています。また、少し新しい2010年リリースのエレファントカシマシの「九月の雨(作詞・宮本浩次さん)」の中でも「♪冷たい冷たい九月の雨」と唄われています。
温暖化が進む今では九月の雨が冷たいなんて昔のことかもしれません。でも、夏が終わった9月というのは、心の中に冷たい雨が降るのかもしれません。
でも、松本隆さんは、「♪九月の雨は優しくて」、大友康平さんは、「♪九月の雨が 優しく強く」と書いています。そして、宮本浩次さんは、「♪それでいい それでいい 歩めばいい」と書いています。
あまりにも強く激しい雨は困りますが、心の中に降る9月の雨は優しく、いろいろなことを洗い流して、新しい季節を迎える準備をしてくれるということなのかもしれませんね。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。