▼ このヒトもこんな苦労があったんだなあ ~
照ノ富士もそうだが、逆転人生ドラマに感涙 ただ感涙 ▲
▼わたしが初めて泳げるようになった恩のある場所
豊中市「二ノ切温水プール」(1987年開設、2021年3月建替え)
【逆転/人生/ドラマチックに 涙腺緩む の巻】
水泳2冠にあっぱれ
大橋悠依(25)
1995年生まれ
滋賀県彦根市出身
174㌢、血液型 B型
四泳法、400㍍、200㍍は
わたしには金8個に近い価値
と思えるが、どうだろうか
* * *
わたしが泳げるようになったのは
いまとなってはむかしのことだが
1980年代に暮らした豊中市での出来事
当時のわたしは彼女よりこぴっと年長だったが
今回メダリストの彼女はわたしの娘より若く
そして身長は わたしと同じくらいである
支離滅裂で書いているが
それはお許しいただくとして
何か感じ入るときには
ヒトは自分の体験に引き寄せて
比べているものである
金メダル2個獲得はそれはそれ
だが苦労人と知って引き込まれた
スポーツ観戦の一番おいしい部分はここにあり
わかっちゃいるけど単純オヤジ……涙となる
勝てばいいワケじゃなく
勝っても敗者を気遣う、とともに
感涙必至の鉄板方程式なのだ
それはさておき
その道の専門家によると
「泳げる」というのは
2種目でそれぞれ連続600㍍
という基準があるそうなのだ
その基準に従うと
わたしは泳げなかった、のである
なぜって、三十過ぎまで懐古趣味よろしく
古式泳法(横泳ぎ)以外の泳法で
600㍍以上泳げなかったからである
クロールで一気に1時間半ほど泳いだのは
このプールが初めてだった
歩いて行ける距離にプールが新設され
時間を見つけては、水の中にいた
背泳ぎや平泳ぎも長く泳げるようになり
ついにどれでもノンストップ可能となった
(だからといって何ということもないが)
いま個人メドレーをTV映像を見ても
自分が泳いでいるかのような
気分にさせてくれるのも
このプールのお陰である
それだけで、ただ感謝!
豊中市民でなくなって久しいけれど
思い立って行ってみると
どうも記憶にある風景ではない
建物は新しくなっていたのである
開設したのが三十年余前だから
当たり前といえば当たり前か
センチメンタルジャーニー♪のお話