【ザル碁ヘボ碁あるある / いにしえの川柳、狂歌から】
親睦の碁ならば、こうなります
カネ絡みではない素人の碁は
愛嬌がないとギスギスします
賞金・賞品のない自由対局なら
待った・ハガシの常習者に対しては
「そんなことをしてまで勝ちたいのか」
と思っても心の奥におさめておき
お気に召すままといたしましょう
だいたいわたしはそうしています
〝貸し〟が出来たのですから
精神的に余裕ができるうえ
お返しがくるでしょう
ただしノーサンキューですが……
「これぐらいの勝手は許してもらい
同じく人にも認めてやろう」主義は
決して褒められたものではありません
こんな調子が碁会にまん延するならば
どんなバカげたことでもたちまち流行し
低級な場となるのを覚悟せねばなりません
品位を落としてまで碁を打つことはありません