【ザル碁ヘボ碁あるある / いにしえの川柳、狂歌から】
メディアに登場するトッププロは
ザルやヘボからは雲の上の存在
〝センセイ〟どころか〝カミサマ〟
と呼ぶべきかもしれません
昔の大家は五十代近辺でしたが、
〝二十代名人〟〝二十代本因坊〟が
このごろは当たり前になっています
最近は特に十代の台頭が著しく
三十代はベテラン扱いとなり
五十代はレジェンドという有様です
気になっていることがあります
十代、二十代の碁将棋プロが
〝センセイ〟と呼び合っていますね
業界の慣習を踏襲しているだけといえば
それまでですが、ちょっと違和感が……
〝神対応〟とか〝カリスマ〟とか
今どきコトバにもムズムズするのは
寄る年波のせいかもしれません
皆さんは、どうお感じになります?
◇
標題の川柳ですが、
この場合のセンセイは
「碁のセンセイ」という意味でなく
「一般的なセンセイ」でしょうね
教師か、医師か、議員かでしょうが
碁はさほど強くはなさそうです