囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

玄玄碁経/細妙勢㊦

2020年10月02日 | ★古典の小径をゆく

 

900年前の名著「玄玄碁経」勢の部から

 ~ 今も出版物に取り上げられている古典 の巻】

 

こういう形は

初手は「ツケコシ」からいくもののようです。

9手で決着しますが、

盤端の妙技が冴えなければムリというもの。


手順も大切で、白はどうやっても全滅を免れません。

途中の手をよくごらんください。

「見合い」の筋で、白の抵抗を封じます。

あるいは「3目中手」をお見舞いします。


基本のヨミがしっかりしていないと解けません。

詰碁問題で解けると初段あるいは三段。

実戦で間違わないで打てると五段とされます。

ヨミがきちんと入るかどうかを訓練するのに

最適の出題とみました。

 

 

 

 

 

▼碁友から「賞品のないクイズ」の解答が

締め切り間際? に寄せられました

ありがとうございます

 

 

 

■初段・Sさんayu123です🙋

中国古典詰碁、素晴らしいですね。久し振りに置いてみました、が・・・
白・黒の△▲が見合い
実際は黒⑤まで、⑦が出て来ません😭でした。
ズルの解答ですね☺️
私の教本は左辺に創られてます。
ありがとーございます🙇
今は規三生さんの詰碁を勉強中です、一つきりがつきましたら、ボチボチとヒモ解きます。

 

 

■高段・Nさん

解答添付します。手順が難しいです。

 

 

「玄玄碁経」シリーズをもう少し続けます

なあんだ、こんなの市販本に載っているよ

などと、言わないでくださいね

「卵が先」なのですからーー

 



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