囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

新聞「社」としての見識

2020年10月02日 | 雑観の森/政治・経済・社会

 

私企業としての「新聞社」の判断とは の巻】

 

東京証券取引所は昨朝からのシステム障害で

終日取引停止となった。

当然、夕刊紙面の株式欄にはデータが入らない。

朝刊編集作業は夕方から深夜に掛けて行われるが

問題は本日2日の朝刊紙面である。

 

「おことわり」を載せて対象紙面そのものを外した新聞。

紙面はそのままでデータ部分だけを空白にした別の新聞。

それぞれ、さまざまの判断によるものだが、

後者は一体どう考えたのか、首を傾げるのである。

そういう紙面を「記録」として残しておくべきだ、

と考えたのだろうか。

それとも紙面下などの広告が大事だったのか。

何百万部も配られる紙のムダを想像する時、

この新聞社は環境問題を報じていくことに

少しの迷いも生じない、と確信したのか。


わたしは、メディアの「説明責任」とは

こういうところにもあると思うのである。

 

 

▼某紙の夕刊

▼某紙の朝刊

 

 

人間は

重要なことを

決して十分に

じっくりとは

考えないものである

           ―― ゲーテ

 

 

 



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