【「やめろ」「やめない」の堂々巡り
~ やめるのは、会長ポストか、それとも五輪か
~ 「神経にさわるオンナ」 バトルに参戦するか の巻】
あの世代だったら(差別発言も)やむを得ないとか
(金集めなど)役に立つからやめさせられないとか
談論風発、侃侃諤諤って、新たな波風が立って
それなりに一石を投じたことになりますな。わるくはない。
あとは「辞める」「辞めない」じゃなく、
あの組織が「辞めさせる」という難業に踏み切れるかどうか。
もはや、ミステリードラマも最終盤に入ったようである。
人生の荒波を乗り越えてきた世代には
その豊富な人生経験によって、
相手目線で考えることができるようになった人と
意固地で自分中心主義に凝り固まってゆく人の
2種類がいる。
ところで、見物席のあなたは、どちらかな?
× × ×
「サメの脳みそ、ノミの心臓」云々と揶揄したのは
20年前の官邸詰・首相番記者だった。
こんなことになることは随分前から分かってたのに。
とはいえ、気の毒とばかりもいってられない瀬戸際の五輪。
火消しなるか、新たな炎上のタネとなるか、
注目のクライマックス(臨時会合)は明日のようである。
▼ヨーコか、リエか、アツコか、それとも――
主演女優賞は誰だ! カメラを止めるな!
▼20年前、事故の一報を受けた後もゴルフを続けて批判を浴び、退陣の一因となった
これもまた風化させてはならなかったのだが……
▼もう消せないかもしれぬ燎原の火
この国に「正義が残っている」ことを、世界に知らしめている