【さらにさらにヨミを鍛えましょう/解答の巻】
■手数は短いのですが、錯覚しやすい問題でした。
■でも解答を見ると、意外に簡単でしょう?
■同じような形が実戦終盤で時々出てきます。昨年の対三段戦で、わたしが慎重に読むことなく打って潰されたことがありました。
■「続けて打っても、よくなる図がない」と分かっていたら、手抜きでした。盤上に石がある限り、何らか役に立つ時がくるとも限りません。全部取られてはコウ材にもなりません。読むことなく形と筋だけの感覚で最後まで打ってしまうのは、負け碁への近道です。
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■これで「13路盤を使ったシチョウ問題」は終了します。
■「計3題の問題・解答」を毎日1回を何日間か目で追ってみましょう。碁の筋肉トレーニングです。ひたすら反復、反復。一カ月後、あらら不思議。「3手のヨミ」どころか、一本道なら10手先までスラスラ読めるようになっている自分に気づくはずです
■「カネも人もあなたを裏切ることがあるが、筋肉は裏切らない」のです。