よき友三つあり。
一つには、物くるる友。
二つには医師(くすし)。
三つには、知恵ある友。
(徒然草 第百十七段)
【僥倖に感謝したい
~ 二回り年上の友を作ってくれたのは、囲碁。 の巻】
困った事があり、知友を訪ねた。
今春、街でばったり出会って
お茶を奢っていただいた昭和ひとケタ。
「玄関先で失礼します」というのに
「まあ、入れ入れ」で奥の座敷に招き入れ、
奥様と一緒に話を聴いてくださり、
できる限り協力しよう、といってくださった。
昨日夕、在宅勤務後のことである。
冷たい雨が降っていた。
何かを持って行こうか、と迷ったが、
頼み事をするのに厚かましいようでもあり、
あえて手ぶらで行った。
コーヒー、ケーキ、ミカン、柿などが出て、
お暇する時も、酒の友と囲碁本を持たせてくれた。
間違って2冊買ってしまった、と頭をかいている。
自分のことは後にする「時代遅れ」の男。(失礼)
頼れば、任せておけ、の古き良き時代のノリである。
小さい碁会だって、いつも一番に来ては
人を待たせることをよしとしない。
碁なかりせば、
こういう人と出会うこともなかった。
この国では、もはや天然記念物のようである。
末法を嘆く先に、まずは見習いたいと思う。
クリンもこの方を見習って、人にしんせつにしたいと思います❗🐻✨一応ギリギリ昭和生まれですし🎵
クリンより🍀🍀🍀