【満願、一人娘の結婚式
~ 東京ベイエリアで2021年11月20日(土)
~ Smoke Gets In Your Eyes】
彼女が生まれてきてくれたのは29年前
妻の実家のある豊橋の市民病院でした
年末に雪国福井・藤島高校近くの
鉄筋賃貸共同住宅に連れて帰り
3人の新しい暮らしが始まったのです
そして、2年後に京都に移り
さらに大阪/高槻→松山→大阪/高槻
幼少期・思春期を過ごしたのは
おもに西日本の温暖の地でした
「寒い所(北日本)と
人の多い所(東京)は
絶対に住みたくない」
松山・道後小学校を卒業した頃
地方の緩やかな空気になじんでいて
そう言い放っていた娘でした
わたしは東京に単身赴任しました
そんな彼女が京都の大学を卒業し
就職した際には希望がかなわず
初任地は東京・渋谷のオフィス
あれから5年半が過ぎました
「二十代最後の秋のおわりに
東京ベイで挙式する」とは……
誰もが想定していなかった展開でした
百人規模にもなった
式と宴の招待客を眺めますと
その多くが
高校・大学のサークルやクラス
社会人バンドの友人たちでした
病気や、転職や、あれや、これや
さまざまな艱難を体験したヤンチャ娘
わたしたちも随分と気をもんだのですが
彼女が東京一人暮らしで築いていたのは
人間関係の濃さと豊かさでした
(ウルトラ親バカでスミマセン)
これから5年後、10年後
わたしたちを巡る環境と運命は
けっして平坦ではないでしょう
でも、今が、終わりの始まりです
さあ、これからだ!
▲東京の未明――スカイツリーの光が ぽつり見える(画面左側)
♪ 夜明けの来ない夜はないさ (瑠璃色の地球)
▲福井市内の神社の御祭 & 結婚記念品(1992年11月4日午前11時28分 誕生)
私、娘に25歳結婚定年を常々言い続けてきました。
娘が25歳になったら何も言わなくなったと言いましたけど、そりやあ言えませんよね。
でも娘が結婚した時、親として安堵したのを覚えています、寂しいけれど、人としてスタートにたてたと。
あらためておめでとうございます。幸多かれとお祈りいたします。
あとは、わたしたちが元気で生きていくことに軸足を置いていこう、と思いを新たにしています。