なつかしいですね~。12色相環。
中学校の美術で習うあれです。
色彩理論と称して これ覚えさせられましたよね~。
色の名前までは覚える必要ないけど、緑の補色は赤みたいな
だいたいの感じを覚えておくと便利です。
私は配色を考える時には まずベースの色(中心になる色)を決めます。
たとえば青を中心に作ろう としたらその補色は黄色なので
黄色をポイントに入れます。この黄色の面積は狭くします。
このネックレスはそういう感じで作っています。
同系色だけで作ると まとまりはいいんですが 落ち着きすぎる場合もあるので
アクセントに 色相環の遠い位置の色を入れるだけで全体がぐっと引き締まり、一段奥深い配色になるように思います。
こちらのネックレスは赤茶い色のジャスパーをグリーン系のDBでフレーミング。
パーツにもグリーンのウナカイトを使っています。
同系色でまとめる場合は トーンの差をつけると深みがでます。
同じような色でも 明るさが違えば陰影になって見えてきます。
さらに素材を変えて 質感の違いが表現に幅を持たせていきます。
配色を考えていくとき いつも自分の中でルールを決めています。
使う素材にあわせて 色の数を限定します。
だいたい2色が多いかな?
そうすると色がばらばらにならずに 補色をつかってもまとまることが多いです。
配色がいつも ちぐはぐでばらばらになってしまう…という方は
2色にしぼって考えてみてください。
その2色の中で 素材や質感の違いで明度や彩度等の差を作っていくと面白い世界が開けてきます。
最後に ちょっと派手に色を入れたいとき
対角線で入れると成功します。
やってみてくださいねー。
好きな作品の画像をたくさん集めて 真似をしたらいいです。(著作権あるので販売はNGですよ)
真似をしているうちに自分の好きな傾向がわかってきます。
そのうちに 自分の中でそれが咀嚼できて 自分らしさが加わって
オリジナル作品ができるようになりますよ。
なんだか楽しくなってきませんか?
さあ めくるめくソウタシエの世界へ!オリジナル作品作っていきましょう。
ほんとに中学校の理論でお恥ずかしや。
感性でものが作れる人は備わっている理論だけど、これもすべて人間が考えたこと。だから理論からはいったって全然いいのだー。そうしているうちに良いものができるのだーと思っています。
ネックレス、おほめいただき嬉しいです。
落ち着いた配色で単調にならないのって大事なことだよね。さらには繊細かつ大胆。これも大切なりー。
ベージュ、金、緑、青、統一感と落ち着きがあってシック、でも装飾美麗で繊細な華やかさ。
さいこう〜!!
制作のひみつが明らかになってワクワクしますね〜
中学生の頃、頭でっかちで、色相環にとらわれた配色になってしまってたのを思い出す…
感覚が鈍いので理屈にしがみつくのは、たぶん今も変わってないです。
しかしこの記事にて、理論も発想の助けになる、と知れて嬉しい気持ち。