布団の丈は掛布団も敷布団も 身長+30cmが目安ですが
現在は既製品のカバーの寸法に合わせて
布団を作るのが一般 的です
西日本での基本的な充てん量は 掛布団が3k500g
敷布団は6kgは充てんされてないと暖かくありません!
・昭和40年頃までは、各家庭で成長に合わせて布団を仕立てる事も多く
襟元に木綿の布や高級な別 珍の襟などを付ける襟元のカバーだけでした
前にも書きましたが布団綿の綿打ち直しは敷布団が約3年
掛布団が約5年ですから打ち直しに合わせて布団の寸法も作り替えていたのです
とくに敷布団は5年以上使われていたらペタンコニになって干しても膨れなくなり
布団の中の湿気も蒸発しにくくなります
冬は寝ていて冷たいし! 夏は布団が蒸します!
これから羽毛ふとんをお買いになる方
買い替えを考えてある方に
チョットだけ参考になれば
まず 高価な布団が良い布団ではありません
5万~7万円程度の物がお勧めです
(当店で 『夏だけど羽毛ふとんセール』 の時はそこまでしませんが)
10万以上するようなお布団は高価な物を買ったという満足感だけです
温さはさほど変りません!
生地によっては高い物があります
絹100%とか絹交織などは確かに肌触りは良いのですが
ほとんどカバーを付けて使用ますので何の意味もありません
(布団の側は木綿が一番です!)
ふとんをひもで止めるようにはなっていますが
絹の布団はカバーの中でズルズルしてなじみが悪いのです
そのまま使うと言う方は別ですが 冬布団に入ってすぐは冷たいし
襟の部分がすぐに汚れてしまします
同じ品質表示でも天然ものですから多少の差はありますので
お買いになる時は ふとんを4つ折りにして 上から平手で押さえて下さい
このときに布団からの反発が強い物がいいのです
そして押しつぶした後の布団のかえり(復元)を見る事です
当然早い物が良い物です
今の羽毛ふとん ほとんどホワイト表示ですが
羽毛の色は関係ありません
買ってからは カバーを取りかえるたびに
布団の上下 裏表を順番に取り換えて下さい
羽毛布団に上下裏表はないとお考え下さい
いつも同じ所に同じ襟元が来ると
その部分だけが汚れるし 羽毛にも汗や脂が染みつきます
カバー替えがめんどくさいと 言われる方は カバーの方にスポーツタオルを
縫うか 布団用のピン止めか ボタン止め しておくと良いですよ
≪けっして 羽毛ふとんには針を通さないでくださいね ≫
もし破れたりして羽毛が出てきた場合は付属の補修布を貼って下さい
無い時は応急処置として ガムテープ がベストです
羽毛かけふとんのリフレッシュ(和布団で言う打ち直し)は10~15年を目安に
その間臭いや汚れか気になった場合にはクリーニングを
アイダー羽毛の充填量は0,7~1kgでじゅうぶん暖かいですが
普通のダックダウン90%以上のもでは
1㎏位の充てんでは暖かくありません
オールシーズン用の羽毛は1,3㎏~1,2㎏の充てんです
近ごろは 嵩高だけを強調して充填量が少なく
生地も化繊との混紡で静電気がおきやすく
静電気で羽毛が切れてしまします
安く販売している羽毛布団がありますのでご注意を!
お布団は使い捨てじゃありません
木綿わたのお布団も羽毛布団も打ち直し再生が可能です
布団の事なら何でもお尋ねください
聞くだけは無料ですよ 。。〇