お盆休みに家族3人(家内と娘)で北海道に旅行しました。
最終日に登別温泉のクマ牧場に行き、そこでアイヌの方が木彫りの置物(ふくろう、コロボックル、馬など)を作って販売されておられました。
ユーカラの里という場所に、アイヌの家が3軒建っており、その2件目の大きな家(集会場として使われる大きさだそうです)です。
その場で削って、そのまま飾られているようでしたが、馬などは別の場所で作っておられるようです。
ふくろう、コロボックル、コロボックルの上にふくろうが乗っているものを見ていたら、これらを作っておられるおじいさん(貝澤福次さん)が声を掛けて下さり、それぞれの意味を簡単に説明して下さいました。
そして、ふくろうとコロボックルくらいのサイズの置物は、家宝になると言われました。
毎朝、幸せ・安全などを願って、置物を手でさすり、1日の終わりには手でさすりながらお礼を言うようにします。(既に家族で実践している)
そうやって大切にすると、家宝になり、守り神になり、子供に引き継いで行けると話して下さいました。
それで、ふくろうとコロボックルを購入することに決めると、裏側に名字(××家)と場所(くま牧場)と日付を彫って下さいました。
できあがったら、(主である)私を呼び、包んだ置物を左手に持たせ、私の右手を握り、アイヌ語(だと思う?)で祈りを上げて下さいました。
非常に柔らかで暖かい手をされていました。祈りを上げてもらっている間は、えも知れぬパワーを感じました。
毎日、朝と夜に手でさすり、お願いと感謝をやっております。それ以来、アイヌのことに興味が湧いてきたので、少しずつ調査です。
木彫りの置物につけてもらった、解説書みたいなものがありますので、その内容を書いておきます。
ふくろうとコロボックル
昔からふくろうは森の守り神、幸運を運ぶ鳥として伝えられてきました。コロボックルは、食の神・知恵の神・幸せを運ぶ救いの神として伝えられています。材質にエンジュという木を使用しております。エンジュは魔除けの木として床柱などに使われる、とても高価な材質です。
※乾いた手で撫でてあげると見事なツヤがでてきます。
昔からふくろうは森の守り神、幸運を運ぶ鳥として伝えられてきました。コロボックルは、食の神・知恵の神・幸せを運ぶ救いの神として伝えられています。材質にエンジュという木を使用しております。エンジュは魔除けの木として床柱などに使われる、とても高価な材質です。
※乾いた手で撫でてあげると見事なツヤがでてきます。