2006/11/2~11/6で、バリ島にて、セッションを受けてきました。
タイトルは、
IT企業の”人と組織を考える”
第4回【人財育成フォーラム/バリセッション】
です。
セッションは、11/3 9:00~11/5 12:30終了で、3日間行われました。
3日間とも、短い時間数にもかかわらず、非常に濃厚な内容となりました。改めて時間の長さと成果はリンクしないことを思い知りました。
たくさんの情報共有と、それぞれの気づき、提案、など。短い時間で、よくこれだけ密度の高いセッションができたものだと思います。
基本のやり方は、各人がそれぞれのテーマや考えた内容を皆の前で発表し、聞く人たちが、フィードバックシートに記述してコメントを発言する。というスタイルで行います。
それぞれバラバラで抱えている問題を皆で共有し、ディスカッションすることで、個々人なりの捉え方と解釈が行われ、「人の問題解決の為に考えていたら、自分の問題が解決した」ということが起こります。(セッションの醍醐味かも知れません)
では、3日間を順に追って、記述していきます。
ちなみに私が持ち込んだテーマは、「メンタルヘルスケアと人間力アップの融合」です。
1日目:
- セッションの案内
セッションの進め方などを解説。 - 昨年までの取り組み
今回で4回目だが、このセッションで、昨年までどういう取り組みをしてきたかを紹介。 - 自己紹介「私の役割/IT企業」
各人発表後に皆から少しだけ、意見をいただく。
私は、出発前から「メンタルヘルスケアと人間力アップの融合」をテーマにすることを宣言していたため、そのまま発表した。
2日目:
- ”解決したいこと” 現状整理とあるべき姿をまとめ、模造紙に記述。
- 順次発表。各自より、フィードバックシートを渡す。
私は、「メンタルヘルスと人間力UP」をテーマとし、発表した。前日からそうだが、参加者の反応として「メンタルヘルス」が強いキーワードになり、色々と考えられたようだ。
3日目:
- 前日からの引き続き
- 各自、気づいた点とこれからやっていくことを発表
発表とフィードバックから、気づいた点と、今後持ち帰ってやっていくべきこと、やっていきたいことを発表。
私は、以下の点を話した。
- 「人間力」の自分なりの概念定義、適語の発見
- 自己ケア→自己強化→自身→ゆとり→周囲へのケア→自己ケアこのサイクルが必要であり、これに基づき、人材育成と理念を組み立てる。
メンタルヘルスケアは、予想以上にセッションに参加された皆さんの同調を得られた。如何に、社会全体でこの問題解決が望まれているかを示唆する結果だと思う。
私自身は、「自分の概念とやるべきこと、これからの課題」を整理するまたと無い機会となった。
このセッションを契機に色んな事が実感に代わり、変化し、今がある。
あるべき姿については、既にアップした記事「企業のあるべき姿」に書いた。
そして、「人と環境に役立ち、人々を幸せにする為に動くことが労働であり、そのことを理解し、労働の喜びを原動力にする集団が企業である」という、私なりの定義にたどりついた。
このセッションを企画した、あきる野ライフデザインの前田様、セッションで時間を共にした方々、このセッションに参加させてくれた仲間達に感謝したいと思います。
ありがとうございました。