皆さん、こんばんは。
東京地方は久し振りの本格的な雨が降り続いています。
連休でお出かけの予定があった方には残念ですが、雨の日に家でのんびり過ごすのも捨てたものではありません。
土曜日に歩いた奥多摩の陣馬尾根の山行記録をヤマケイオンラインにUPしましたので、時間と興味のある方はご笑覧下さいませ。☟
静寂の陣馬尾根から、晩秋の御前山 - 陣馬尾根、小河内峠、惣岳山、御前山、大ダワ、鋸尾根 - 2021年11月20日(土) /YamakeiOnline
檜原村の藤倉から陣馬尾根を辿って晩秋の御前山を歩いて来ました。静寂の陣馬尾根の中腹で素晴らしい紅葉に囲まれたのは想定外で ⇒ 詳しくはYam...
ヤマケイオンライン
小林家住宅
檜原村の陣馬尾根の中腹、標高750mの場所に古い山上民家があって、国の重要文化財に指定されています。
何故こんな場所に?!、、、という様な場所ですが、今は観光モノレールでお手軽に登ることが出来るようになっています。
観光モノレールの麓駅。
モノレールに乗れるなんて中々貴重な体験だと思います。(私は未だ乗ったことがありません)
現在の観光モノレールの山上駅
幌付きの立派(?!)なモノレールが停まっていますね。
☟ 因みにこちらは3年前の観光モノレール。幌も無く、ヘルメット付きで随分ワイルドでした。
ここを訪れるのは今回が3度目ですが、初めて訪れた2016年は未だ観光モノレールはありませんでした。
来る度に整備が進んでいて、檜原村が観光資源として力を入れていることが伺えます。
2016年12月の記憶
初めて訪れた時は、丁度、麓の集落から作業用モノレールが出発するところで、モノレールと競うように山を登ったものです。
(2016年12月撮影)
オジサンが3人乗ってます。
(2016年12月撮影)
(2016年12月撮影)
この時のおじさんが小林家についてとても詳しいのでお訊ねしたところ、何と小林家の分家の方でした。
且つてお祖父さんがここに住んでおられ、子供の頃はよく泊まりに来ていたとのことで、300年前に御先祖がここに移り住んだ経緯や建物の構造、木材の材質、炭焼きの話など、貴重なお話を沢山聞かせて頂くことが出来ました。
何でも、元々は麓の沢筋に集落があったのが、300年前の大水害で壊滅してしまい、その後この尾根の上に家を移したのだと言い伝わっているそうです。
低山歩きで知ったことですが、車などが無い時代、谷の沢筋よりも尾根筋の方が遥かに便利で安全だったのです。
(以下は今回撮影の写真です)
平成18年(2006年)に檜原村の所有となり、2014年に保存改修工事が完了して今に至っています。
とても重厚な作りです
古い道具の数々
日当たりも最高です。
庭先からの眺めーーー
現在は、地元藤倉地区の皆さんが持ち回りで接客や整備に当たっておられるそうです。
庭先の柚子をお土産で販売するのだと、、、
家の裏手からの眺め。春にはミツバツツジが咲き誇ります。
尾根から御前山の眺め。この近くには縄文時代の竪穴式住居の遺跡もあります。
小河内峠を越えて奥多摩まで歩きました。
山上の生活は現代人が考えるより遥かに豊かだったに違いありません。。。
最後は奥多摩町氷川の麻葉の湯で汗を流しーーー
お馴染みのしんちゃんで一杯♪
今回の陣馬尾根、紅葉以外の楽しみも沢山あって大正解でした♪
(本日も最後までご覧いただき有難うございました。)