本当にたくさんのコメントやメッセージ、
中には過去に投稿した動画にまでくださった方もいて、
がぶがいかに多くの方に愛されていたかを実感しています。
お花も本当にたくさんの方からいただきました。
職場にお届けいただいた分は職場の方で飾らせていただいております。
本当にありがとうございます。
がぶが旅立つまでの2週間、
仕事を後回しにしてきたので、
今週は文字通り、目が回りそうな忙しさでした。
でもそのおかげでなんとか乗り切れたような気もしています。
本当はゆっくりと悼む時間が欲しかったけど、
それでも運転中など、ヒトリの時間には急にこみ上げてきたりすることを考えると、
これでよかったんだと思います。
「延命治療はしない」
というのは病気になる以前からワレワレの共通した方針でした。
最初に腫瘍が見つかったとき、
体調が急変し、病院へ駆け込んだとき、
大学病院で確定的な病状を知らされたとき、
どの場面でもそれは変わることがありませんでした。
このことはがぶをできる限り穏やかな気持ちで見送りたいと考えたとき、
とても重要で意味のあることでした。
それぞれの場面で何度も覚悟をしてきました。
臆病な僕は、がぶが居なくなった後のことを何度も想像してきました。
とても苦しかったけど、いつかはいなくなるのは初めからわかっていたこと。
何度も練習することで自分を守ろうとしていました。
でも、あたりまえですが、想像は想像でしかないんですよね。
その瞬間が訪れ、最期を見届けたあと、
映画やドラマならエンドクレジットが流れ、
物語はそこで終わりますが、
現実はもちろんそこからも続いていきます。
むしろ、表向きはなんともないように演じながらも、
これからも日常を過ごしていかなくてはなりません。
それがとてもツラく感じることもありますが、
それでいいんだと思います。
いつかはそれが本当になる。
忘れるわけではないし、
いつまでたっても悲しい気持ちになるかもしれないけれど、
「でも、本当に楽しかったよね!」
って、ココロが晴れやかになる、いい思い出になる。
それまでは演じながらでも、
時には涙を流しながらでも前に進んで行こう思います。
いや、今でも思い出せば楽しいことはたくさんあるんです。
ブログも続けていて、本当によかったと思っています。
過去記事を読んでは本気で笑ったりできています。
読み返してみると、結構忘れていることもありました。
でも読めばそのときのことを鮮明に思い出すことができます。
だから、今も素直に感じていることを書いておこうと思います。
それは悲しさを思い出すためではもちろんありませんが、
がぶと出会ったときも、一緒に過ごしてきた時間も、別れの瞬間も、
今感じているこの気持ちも、
全部含めてがぶとの思い出だと思うので。
一緒に出勤して、休日も一緒に出かけ、ほぼ留守番のなかった、がぶ。
そのことを、今までがぶ目線でしか考えてませんでしたが、
自分目線で考えてみると、この14年間、ほかの誰よりも、
そう、がぶつかい子よりも一緒にいたんだということに、ふと気がつきました。
改めてすごいことだなぁと思いました。
唯一無二、まさにユニークな存在だった、がぶ。
勝手に言葉を借りられるなら、
がぶが幸せだったかはわからないけれど、
がぶのおかげで僕は本当に幸せでした。
わがままで勝手な僕に付き合ってくれてありがとうね。
そしてそんな環境を許してくれた周りの方々、
ブログも含め、関わってくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
本当は最後の記事として、
ずっと以前からちゃんとしたものを書こうと考えてはいたのですが、
結局、全然まとまりませんでした。
それでも、今回の病気の経緯や、書き切れなかった想い、
備忘録としてもまだまだ書きたいことはあるので、
今しばらくは、ここを閉じずにおこうと思っています。
主役不在ではありますが、
もしよろしければ、気が向いたときにでもいつでもお立ち寄りいただけたらと思います。
お詫び
コメントはもちろん、すべて読ませていただいております。
ありがとうございます!
むしろみなさんのお話のほうがずっとドラマチックに思えてココロを動かされました。
代わりに記事を書いていただきたいくらいです(笑)。
お返しはどんなカタチになるにせよ、必ず書きたいと思っています。
もうしばらくお時間をいただけたらうれしいです。
遅くなってスミマセンが、よろしくお願いします。
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いつもありがとうございます!