がぶがいなくなったあの日から、今日でちょうど1年。
本当にあっという間でしたが、
思い返せば何もしてこなかったわけでもありません。
がぶがいなくても楽しいこともしてきました。
そして、思い出す度に悲しくなっているわけでもありません。
毎日小さくなったがぶに、
「おはよう」「おやすみ」「いってきます」「ただいま」
と声をかけていると、
もうそれが「がぶ」本犬と同じような感じさえすることがあります。
日常会話の中でも、ほぼ毎日登場しています。
いなくなった直後より、
今はなんだかまた近い存在になってきている気がします。
もちろん過去記事や画像などをみると寂しくなることもあります。
あのふわふわした毛にもう一度触れたい。
あの大変でも充実した日々をもう一度過ごしてみたい。
そろそろ次を・・・と考えなくもありません。
それでもいなくなる直前の様子などを思い返すと、
やはり足踏みしてしまう部分もあります。
どこかへ出かけるときも、がぶが基本だったので、
「がぶがいなければ行けたのに」 とか思うこともありませんでした。
たとえ大変だと感じることはあっても、
いないほうがよかったと思うことはありませんでした。
がぶのためにと考えて行動することをつらいと思ったことはないけれど、
いなくなった今、「がぶのため」を考える必要がないことは、
誤解を恐れずにいえば「楽チン」なこともあったりします。
これは次のコを迎えない理由ではないけれど、
今はもう少し、「今だからできること」をしておこかとも思っています。
もちろん、がぶとまた暮らせるというなら、
この「楽」なんて、なんの躊躇もなく捨てられるんですけどね。
それでもいつかはきっと、今のがぶつかい子のように、
「ケモノのぬくもり」への気持ちが上回る日が来ると思います。
がぶを迎えた日のような、スバラシイ「出会い」を、
今しばらくはゆっくりと待ちたいと思っています。
そして、このブログについてですが、もちろん消すつもりはありません。
更新もできる限り続けたいとも思っています。
ただ、その時々に撮れた写真から記事を書くことが多かったワタクシ。
新しい写真がなくなった今、
書きたい思い出話があっても、がぶへの気持ちは変わらなくても、
記事として書くのが難しかったりします。
1年というのは一つの区切りにはちょうどいいのかも、とも考えました。
それでも、何より自分のために、細々とでも続けてみようかと思っています。
いつかは誰も見なくなるかもしれないけれど、
少なくともワレワレはいつまでも読み続けるだろうと思うので。
こんなブログでも、いまだに読んでくださる方がいることには、
感謝の気持ちしかありません。
いつもほんとうにありがとうございます!
これからはかなり不定期になると思いますし、
もしかしたらもう書けないかもしれません。
ふと思い出したように書くこともあるかもしれません。
そんなスタンスで「気楽」に行こうかと。
それでも何かのときにふと思い出してお立ち寄りいただき、
ほんの少しでも和んでいただけたらうれしいなぁと。
今は思っています。
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