「13歳か14歳くらいかなぁ」
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今まで一緒に暮らしてきたイヌたちがそうだったから、
がぶと暮らし始めるときも漠然とそう思っていました。
いざその歳になってみると、今まで思っていたその歳よりもずっと元気で、
これはまだまだいけるんじゃない?
と思っていました。
半年前、後ろアシに麻痺の症状が出ても、
またよくなるだろうと思っていました。
一進一退、というよりも、徐々に衰えてきて、
いつのまにかヨタヨタしているのがフツーになってきて。
気がつけば立派な老犬です。
もう散歩中にへたり込んでも驚きません。
今月アタマに受けた健康診断では肝臓に腫瘍があることが発覚。
いよいよ覚悟を決めないといけないかと思っていました。
ここ数日はなんとも落ち着かない日々を過ごしていましたが、
奇しくも誕生日当日、おそらく「良性」だろうとの報告をいただき、
安心はできないまでも少しほっとしていたところです。
僕たちのわがままで始まったがぶとの暮らし。
僕たちのわがままで厳しく育てられ、
僕たちのわがままで「立派な家庭犬」を目指すべくトレーニングをされられ、
僕たちのわがままで毎日連れ回される生活。
窮屈に感じることも多かったかもしれません。
当初、漠然と目標にしていた14歳を迎えられた今、
ここからはできるだけ「がぶの時間」を過ごしてもらいたいと思っています。
もちろん、ヒトリで何かができるわけではないけれど、
すべてのわがままをきけるわけではないけれど、
できる限り、がぶの意思を尊重したいと思うのです。
今までは、もし病気が発覚し、どんなにツラい治療が必要になっても、
なんとかがんばってほしい、
どんなカタチでもいいから生きていてほしいと思っていました。
でも、これからはがぶが望む分だけ、ゆったりと生きてくれたらと思うのです。
もちろん、まだまだ一緒にいたいし、いろんなことを諦めたわけではありません。
がぶがこれからの日々をできる限り穏やかに過ごせるように、
全力で支えていきますよ。
14歳、おめでとう!
そしてこれからもよろしくね。
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