働くルンバと、お散歩猫たち

千葉県の柏で排気ガスをまき散らしながら、ネコ2匹とお暮し遊ばされているお馴染みの友人から、衝撃的な報告が届いた。
中年オンナのメール文通は、とかく病気自慢がネタになりがちであるが、本質的には「他人の不幸」ほどシアワセな気分になるものではない、という本音を隠しつつ･･･以下のように展開してゆくのである。

『りささま～こんにちは！
ようやく春の陽気が本格化してまいりましたわね。
チョッと聞いて下さいませ。
今朝の出来事、、、
ルンバがウンコを踏みまして　そのままリビングをグルグル走り回ったのよ！！

ムギちゃんの切れの悪いウンコ、最後のひと固まりが落ちた先がトイレの場外。
そこへルンバが！！！通過したらしい。。。
しかもタイヤにウンコつけたまま走る走る。

ワタシ、何も知らずにのんきにドライヤーをかけでおりました。
リビングに戻って　ウンコ臭に満ち溢れた状態に異変を感じつつ
泥道走ったみたいなタイヤ跡を見つけたときには　まさかウンコ跡とは思いもよらず
頭の中には「？」がいっぱい。
ようやくコトを把握するまでの数秒間、何があったのか知った後の脱力感ったらありませんぜー！！

あーあ　そんな朝もありますわね。

貴女様は毎朝、ウンコやシッコのお香りで目覚めていらっしゃるようですが、ご機嫌麗しい一日をお過ごしくださすようお祈りしております』

ワタシも様々な経験がある。
寝ていたら、アタマの上からウンコが降ってきたこともある。
（タンスの上でウンコをした後、カキカキしている間に、舞い落ちたらしい）
枕にシッコされて、髪に染み込み、顔がアンモニアで荒れたこともある。

しかし部屋中にウンのタイヤ痕をつけられたことは、まだない。
ウンの末広がりである。

しかし、中年オンナは優しい。中年オンナは慈悲深い。中年オンナはオトナである。
友人関係にヒビが入らぬよう、心の底からのお悔やみメールを返信しておいた。

『きゃ～
(≧▽≦)久々･･･笑ったわ･･･
ルンバ、やるわね。わはははは。
他人の臭い話ほどオモシロイことはないわ。
一度染み込んだウンの香りは、絶対、取れないわよ～。敷金全滅だわね～。

お宅様のルンバ、今度から「ウンバ」って名前変えた方がイイわ･･･後略』

気を取り直して･･･
最近、ポテチとマカロニが夕方、アパート内を散歩するのに同行させられている。








毎晩、散歩では･･･ネコと暮らしている意味があまりない･･･感じもしているが、楽しそうなので、致し方ないな。

～おまけ～
ちゃんと、花もいけてま～す！


本日もご笑覧、ありがとうございました。by りさ