がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

空前のネコブームに関する中年女の独り言

2016-05-13 | Weblog
先日、水道屋さんが水道管掃除にやってきた(本当は押し入れ掃除をやってほしかった)。
慌てて隠れまくるオトナ猫6体。
来客に喜び勇んでアピールしまくるポテチちゃん。
興味津々、本棚の上から水道屋さんを見下ろす、むつみチャン。

幸い、水道屋さんは無類のネコ好きとのことで、
スリスリされても、見下ろされても、蔭からジトッとロックオンされても、むしろ喜んでいただけたことは幸いであった。

何だかんだ申しても、ヒトとヒトは同じ言語で雑談をする。
水道屋さん:空前のネコブームでイイですね。
庵主:今、ネコブームなんですか?いつからだろう?知りませんでした。

社会の流れから逸脱して、気ままに生きているワタシ・・・
ネコブームとは・・・気がつかなかった。
しかも「イイですね」と言われても、何が良いのかよくわかっていない。
少々、怪訝な顔をしたのだろう。

水道屋さん:キャットフードやグッズの種類が増えているでしょう?
あ~・・・そういうことか。

確かに、「ネコ好き」と公言して憚らないヒトが白い目で見られることはなくなり、むしろ好意的に受け止められている。
確かに、「ネコの模様」が入ったモノを扱うショップが増えたような気がする。

ところが・・・ネコと暮らしているニンゲンにはブームが来ようと去ろうと全く関係がない。
ブームの度合いに応じて、ネコの数が増減するわけでもない。
ブームになったからと言って、我が家の和茶トラ遺伝子が、
突然ペルシャやアメショー、スコティッシュになるわけでもなく、相変わらず彼らの価値は0円である。


キャットフードの種類が増えたからと言って、ロイヤルカナンの値段には何の変りもなく、むしろ高騰しているような気がするくらいである。
召し上がっていただけるカリカリは決まっており、
たまに、少々低価格の新しいカリカリにトライしようものなら、
あちらこちらに吐きだされた「未消化のカリカリ」が容赦なく出現する。


昨日も朝から電車内で・・・何やら「シッコクサイ」雰囲気に包まれ、
何かがオカシイと、オフィスに到着後、女子トイレにて、あちこちをクンクンしてみたところ、真っ白のスカートに黄色の大きなシミを発見。
寝起きに着替えようと思って洋服を出しておき、顔を洗って歯を磨いている隙に、むっちゃんにシッコされたものと思われる。

ウカウカ寝ぼけてもいられらない。

ちょうど前側、太もも辺りが狙われてシッコされていたため、
電車で座った勢いで膝の上に置いた布バック、バックでプレスされた上着、下着に至るまでシッコの香りが染みついてしまっており、
どこが発生源だか判断が難しい状況が出来上がってしまっていたことが、発見が遅れた理由であった。
スカートの黄ジミ部分をハンドソープで洗ってみたものの、乾くまでは冷たい。

スカート以外の、ほのかに香るバック&洋服には、仕方がないので上からシャネルを振りかけてみたが、
かえってフローラルバニラなシッコの香りに包まれる羽目になり、収拾がつかない。

幸いだったことは異様な夏日だったのでスカートが早く乾いた、ということだけだ。
そして久々シッコに包まれた1日を過ごし、「空前のネコブーム」であることを、
ようやく実感できたことも幸運の一環だったのかもしれない。

※「ネコブーム」でも、こんな模様のネコグッズは見たことがない
 空前の「オオサンショウウオ ブーム」になれば、店頭に並ぶかもしれないな



本日もご笑覧、ありがとうございました!byりさ

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