勇気のあるイキモノ

ケージの中で、ふにゃふにゃ　している茶トラ〔みたらし〕です。


ケージ暮らしもそろそろ２週間目に突入します。

ちょっとずつ仲良くしてもらえるようになったような気がするんだけれどなぁ・・・
なぁんて淡い期待半分、いつものように〔みたらし居室〕に通ってみると、、、

昨日のことです。
“ねぇねぇ、みたらしと遊んでるのぉ。。。”と、ネコ班のオテンバねぇさんがニヤニヤしながら仰いました。

“最初はシャーシャー言うんだけれど（威嚇の合図）、
「シャーシャー言っても、ワタシには通用しないのよ！」って言いながらね、
手を入れて、肉球もみもみすると、ほぅら、、、キモチ良さそうでしょ。”

オテンバねぇさんは、みたらしのケージ横から、指を突っ込み、
なんと！ヒトには全く慣れていない野良猫みたらしの肉球を、確かにモミモミしているではありませんか！？



なんという勇気！！！
そして、みたらしも、何やらうっとりしていらっしゃいます。


“あははは！みたらし、オモシロイねぇ！！！”


いえいえ。オモシロイのは、アナタの方ですから・・・・

ケージの横から、噛み付かれるとも、引っかかれるとも判らぬネコに向かって、
指を突っ込んでみるどころか、
肉球をモミモミしてみよう、なんてことを考え付くばかりか、
さらに、実行してしまおうなんて！！！



そういえば、このお姉さんは、
ごまちゃんが３階の柵なしベランダで、右往左往していたとき、
果敢にもとび職のように、ベランダに降り立ち、あっという間にごまちゃんを捕獲してくださった〔ごまの神様〕でございました。

普段は、大人しく事務員なんぞをなさっておられますが、
実は、馬の調教力に長けている方で、〔ナメラレナイ〕心の強さをお持ちでいらっしゃるのです。


心が強くてデカイことは、すごいことです。

我が身の小ささを思えば・・・
高いのコワいよ！狭いのコワいよ！と、ニャンやイタチに好き放題されている場合ではないような・・・

あれやこれや出来事は満載でございますが、何事においても、日々、感動は続きます。


オテンバ偉大なり！ニンゲンってスゴイ！