『水急不流月』
「みずきゅうにして つきをながさず」
水の流れは急でも、月は流れない。
川面に映る月は、どんなに流れが早くても
動くことは無い。
川の流れとは 世間・世情のこと。
不動の心を表す月は 私自身の心。
世の中の動きには 押し流されない
澄み切った 心。
『百花春至為誰開』
「ひゃっかはるいたって たがためにか ひらく」
春の花は誰のために咲く?
誰のためにとか、自分のためにとか、何かの目的や
理由をもって 春の花々は咲くのではない。
時季がくれば、花は咲く。
自然は 迷うことなく、野といわず、
山といわず、花を咲かせる。
意思もなく、欲もなく、ただそこにある。
花は だから美しい。
『この世の名残、夜も名残。
死にに行く身を たとふれば
あだしが原の 道の霜』
近松門左衛門 曽根崎心中 天神森の段
『「怒り」とは出し入れ自由な道具である。
あなたは『怒り』を目的を達成させるための
手段として使っていませんか?
人は「怒り」を捏造する。』
『他人はあなたの期待を満たすために
生きているのではない。
あなたは自分の行動に対する「見返り」を
他人に求めていませんか?
「あの人」の期待を満たすために
生きてはいけない。』
『自由とは他者から嫌われることである。
あなたは他人の顔色を窺いながら
誰からも好かれようとしていませんか?
本当の自由とは何か』
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」アドラーの教え
『他人の疝気を 頭痛に病む』
「たにんのせんきを ずつううにやむ」
自分に無関係な事に 余計な心配をする事のたとえ
『人を怨むより 身を怨め』
「ひとをうらむより みをうらめ」
人は面倒な事が 自分に降りかかると、
原因や責任を人のせいにしがちなものだが、
他人をうらむよりまず、自分の努力の足りなさ、
いたらなさを反省せよということ。
Everyone is the son of his own work.
(人はだれしも おのが所業の子である)
┐(´д`)┌ヤレヤレ