2021年(令和3年)5月29日土曜日
毎朝のウォーキングへ行く。
帰り道、子ネコの死体発見。困る。
いつもすれ違うオジサンが話しかけてきた、
「おはよう御座います。
ワクチンの予約は取れましたか?」
「おはよう御座います。
いいえ。クーポンが届いたその時に
アクセスしましたが、もう『残数ゼロ』でした。」
「でも、同居の義母だけは80歳枠で
昨日 予約が取れたんですよ。」
ミャーミャー。
「あれ?あのネコまだ生きてる?
殿、可哀想だよ。なんとかならないかなぁ。」
「生きてる?」
「殿、私 怖くて持てないから、道端から
そっちの畑に除けてよ。
どうしよう。どうしよう。」
「電話して。アレ?まだ、他に2匹いるぞ!」
「どこに?わぁ。後の2匹は元気だ。
どこに電話したら良い?……警察に相談してみよう。
もしもし、道端に捨てネコ3匹発見。
どうしたらいいんでしょう?
場所は………。私は鷹乃羽ケメコと申します。
ハイ。現場で待っています。
殿、10分で来てくれるって。
ねぇ、獣医さんに連れって行ったらダメ?」
「とにかくお巡りさんが来てくれるのを待とう。」
「ハイ………」
「あぁ、来てくれた。1時間は待たなかったね。
良かったーー。おはよう御座います。」
「おはよう御座います。
この3匹の子猫ですね?」
「ハイ。どうしたら良いんでしょうねぇ?
途方にくれっちゃって…」
「我々が預かると、保健所行きです。殺処分です。」
「獣医さんに連れて行って相談したら?」
「獣医さんは、飼う気が無ければ診てくれませんよ。」
「とても3匹の子ネコは飼えないです。」
「殿、元気な子、一匹だけでもダメ?」
「一時の感情で飼うのは続きませんよ。」
「そうですよねぇ………」
「保健所から動物愛護団体に引き取ってもらって
譲渡会で飼い主に出会える場合もあります。」
「もう、この子達の運に掛けるしかないよ?」
「そうだねぇ……
よろしくおねがいします。
お忙しいところを申し訳ありませんでした。」
┐(´д`)┌ヤレヤレ
どうか、面倒見られない動物は 飼わないで!
どうぞ動物を捨てないで!