再び筆を起こす

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方向音痴はつらいよ

2021-05-23 17:05:51 | 日記
 「そうかぁ、じゃぁ私がシェルターに
連れて行ってあげなくて、良いんですよね?
 私が傘差しかけたり、手を差し伸べなくて
いいって事ですよね?」
「もし『シェルター、行こう』って
誘いに行って、義妹さんは喜ぶ?
『ああ有難う。サァ 行きましょう!』って
言ってくれるかしら?
 義妹さんをシェルターに入れたとして、
弟さんは『ああ良かった、お姉ちゃんの
お陰でシェルターに入れた!』って
言ってくれる?」
「義妹は喜ばないし。
弟は烈火の如く怒るでしょう………」
「そうよ。あなたの傘を差し掛けなくても、
義妹さんは傘を差したくなったら、
自分の傘を出して、自分で傘を差すわよ。
 立ち上がりたくなったら、自分で立つし。
 あなたは自分に降る土砂降りの雨に
傘を差しているだけでいいよ?
「土砂降りの雨の中にいる?」
「そうよ、両手は荷物で塞がれてるんだから…
「両手に荷物?」
「同居の御姑さんの面倒を診ているんでしょう?
義兄さんと義妹さんが、挨拶もなく来るんでしょ?」
「……そうなんです、この間は 甥っ子も2人、
4人で来たんですけど、やっぱり
『こんにちは』も『おじゃまします』も無くて、
『さようなら』も『おじゃましました』も無いんです。
2階に私達夫婦が居るのを知っているのに、
自分達だけでお寿司取って、食べて、そのままで、帰る。
ひどいですよねぇ?
 せめてお義母さんの具合を聞いてくれたら良いんですが…
「前回来た時『ゴミは持ち帰りましょう!』って
書いて壁に貼って!って言ったでしょう。」
「ハイ」
「お義母さんの認知症を疑って、
病院に連れて行ってあげたじゃない?
 たまに来る、義兄さん 義妹さんは
お義母さんの認知症を気が付けないんだから、
お義母さんを病院に連れて行くなんて、出来ないよ?
 お寿司を食べてる義兄さん義妹さんの所に
怒って怒鳴り込んだりしないでしょ?」
「ええ、そんな事は勿論しません。」


         (;´д`)トホホ…