「Aは2ケタの整数で、A×Aを15で割ると1余ります。このようなAは全部で何個ありますか。 」 2021
フムフム
短文設問のこれ、めっちゃ難しいらしいで。みなさんそう言ってる。どちらの塾の先生諸兄の評価でも星5以上の難易度。
ちなみに、私の考える中学入試算数問題の最高峰は、コレ灘18(解法には美しく純粋な幾何学を要する設問)。一方、そう難しくはないが(簡単でもない)、実社会での生産性について考えさせる品質的に秀逸な設問である、つるかめと相まった仕事算のコレ早稲田5も。
本設問文は短文とはいえ、かなりのエネルギー(言葉、数式)が凝縮された設問だね。
さておき、ではでは、
A × A ー1=15の倍数な
で、A × A ー1 は、 A × A ー1 × 1
とすると、( A +1)×( A ー1)= 15の倍数(3の倍数であり5の倍数でもある)
(すでに反則か。だが、灘中に入り、そしていつの日か立派な医師になってヒトの命を救いたい!という気概が備わっているならば分かるはずだ💦)
この線でいけそうやな
あとでやってみるわ
つづく
ーーーーー
考えてますよ。歩きながら、メトロの中、歯科、耳鼻科の待合室で、途切れ途切れにでも。3の倍数、5の倍数、、5の倍数にたして2、あるいはひいて2が、3の倍数になればよいはず。
そして、3の倍数にたして2、あるいはひいて2が、5の倍数になればよいはず。
あらためましては、
( A +1)×( A ー1)= 15の倍数(3の倍数であり5の倍数でもある)。
そして、A+1 と Aー1 の差は2。つまり、前後の数差2を扱います。

(※2段目の「5の倍数から2をひいて5の倍数」は間違いで、正しくは、「5の倍数から2をひいて3の倍数」ゴメン)

(※6段目と7段目の「74」と「89」は間違いで、正しくは「75」と「90」またまたゴメン)
A は、全部で24個(答え)
まぁ、18から、18にたして15ずつ、100まででは計6個
12から、12にたして15ずつでも、100まででは計6個
15の倍数は100まででは6個、それぞれで前後の数が2個なので、12個。
重複はないはずだ💦
そんなに難しい設問かな。まぁ、解答への方針、ファーストスケッチを立てるのが難しかったか。
明日書き直そ~