「 (1)ある病院で予防接種をしました。子供には0.3mL、大人には0.5mLずつワクチンを注射します。81人が予防接種を受け、ワクチンを34.5mL使いました。大人は何人受けましたか。
(2)ある整数 A があり、この A で119、176、328のどれを割っても余りが同じ整数 B となります。ただし、A は1ではありません。A と B を求めなさい。」 2023
よっしゃよっしゃ、やったるで
(1)典型的な鶴亀。
パッとみて、子供ばかり81人がワクチン接種を受けていたら、ワクチンの量は24.3mL。実は、81人の中に大人が何人かいたから合計で34.5mLになった。では、大人は何人いたのか。
大人のワクチン接種量0.5mLひくことの子供のワクチン接種量0.3mLは0.2mL。この差が、34.5mLから24.3mLをひいたところの10.2mLに至ったということは、大人の人数は、
10.2mLわることの0.2mLとなり、51人(答え)
確認してみよう。
大人のワクチン接種量0.5mLかけることの51人は、25.5mL。
子供のワクチン接種量0.3mLかけることの、81人ひくことの51人は9mL。
25.5mLたすことの9mLは34.5mL。ちゃんと合いました。
(2)パッとみて、A は2桁の整数。
①119 ÷ A = ▢ ・・・B ⇒(119ー B )/A = ▢(整数)
②176 ÷ A = ▢ ・・・B ⇒(176ー B )/A = ▢(整数)
③328 ÷ A = ▢ ・・・B ⇒(328ー B )/A = ▢(整数)
とすると、① と ② の差は57/A = ▢(整数)、② と ③ の差は152/A = ▢(整数)となり、どちらも必ず A で割りきれるはず。つまり、A は57と152の公約数や。A は2桁の整数に違いないという直観を信じると、
A は19、B は5(答え)