八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

奨学金予約採用④(なぜ予約採用?)

2023年05月31日 | 学生支援センター
高校3年生のみなさんが直面する奨学金の予約採用申請。

④回目のテーマは、なぜ予約採用?です。

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日本学生支援機構の奨学金の申請方法は、大きく2つあって、その1つが予約採用、もう1つが在学採用になります。ざっくりいえば...

予約採用→高校3年次に申請する方法
在学採用→進学した学校で申請する方法

どちらで申し込んでも大きな差はない...という人もいますが、川上さんは予約採用で申請すべき!と思っています。

予約採用は、高3の夏休み前に申請して、その結果が12月頃に届きます。

第二種奨学金/月12万円で申請していれば、高3の12月時点で、年間144万円受給できる確約を得ることができます(進学先入学後の手続きにより、6月頃より受給開始となります)

在学採用の申請は進学先入学後なので、4~5月に申請して、受給開始が6 or 7月。

ここまで読むと「同じじゃん!!(予約と在学とで大差ないじゃん!!)」って思うところなんだけど、川上さんが危惧するのは、申請結果が不採用だった時のこと(-_-)

予約採用の場合、多少出遅れ感はあるかもしれないけど、高校生活の残り3ヶ月で、新卒採用として、就職活動に臨むことができます。

一方、在学採用の場合、進学先の1年生になっているわけだから、奨学金のほかの手段も含めて、2年次以降の学費が確保できなければ、「中退」を選択することになってしまいます(当然のことながら「中途採用」での就職活動になってしまいます)

また、高校での就活の場合、高校の先生がサポートしてくれるはずだけど、大学等の1年生で中退する学生に、大きなサポートが期待できるかどうかは...。

どちらで申し込んでも大きな差はない...たしかに、奨学金の採用が100%であればこの考え方もOK!

でも、学生支援センターの川上さんとしては、18歳の生徒(学生)が、ライフプランとしてのリスクの少ない予約採用をお勧めしたいのです。

少し、理屈っぽくなってしまいましたが、ぜひ、参考にしてみてください。







奨学金予約採用③(貸与奨学金・給付奨学金)

2023年05月31日 | 学生支援センター
高校3年生のみなさんが直面する奨学金の予約採用申請。

③回目のテーマは、貸与奨学金給付奨学金です。

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貸与奨学金は、ざっくりいうと、返還が必要な奨学金。その特徴は...

★学生・生徒が申請名義人なので、保護者様のネガティブな経済状況に影響されない(申請すればほぼ採用される状況にある)

★大学等の在籍中に返還が生じない(在学中は受給のみ。卒業後の10月より返還開始。)

第二種奨学金は最大で月額12万円に設定できるので、年間144万円受給できる計算になります。多くの専門学校、国立大学、文系の私立大学であれば、1年分の学費をほぼクリアできることになりますね。


それに対して給付奨学金は、受け取りっぱなし(返還不要)の奨学金。その特徴は...

★国の「高等教育の修学支援新制度」の一環(授業料等減免と給付型奨学金

言葉を選ばず言えば、家庭の経済状況の厳しい方ほど採用(本来であれば進学できる状況でない方への国の支援)

自分が給付奨学金の対象なのか?区分がいくつでいくら受給できるのか?を確認できる方法として「進学資金シミュレーター」が紹介されています(次の画像上をタップ or QRコードの読取でリンクします)


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今回は、貸与奨学金給付奨学金を、あくまでも、ざっくり説明した程度です。

今後も何らかの形で紹介するかもしれませんが、一番詳しい情報は、奨学金予約採用①(申請資料の受取)で紹介した「貸与奨学金案内」と「給付奨学金案内」になります。

しっかり読み取ることで、効果的な申請、効果的な活用につながりますので、ページ数が多い!!!と感じることは重々承知の上で、頑張って読んで欲しいと思うところです(;^ω^)