八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

進学費用のマネープラン⑩(給付奨学金「進学後の学業基準」)

2023年06月14日 | 学生支援センター
進学費用のマネープラン⑨(給付奨学金申請時の「学業基準」)では、給付奨学金の申請時点では、学業基準が、ややゆるめ(進学に対する応援の色合いが強い)と説明しましたが、大学等への進学後の基準はどうなっているのか...を今回は紹介したいと思います。

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お手持ちの給付奨学金案内p11をご覧ください。


ここに書かれている「廃止」「警告」を受けなければ、給付奨学金や授業料減免の受給を継続できることになります。

ちなみに警告は、サッカー等でいうところのイエローカード廃止レッドカードと同じような意味となります(廃止を受けると、原則、給付奨学金の受給stop

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申請時を思い出してみてください。

給付奨学金の申請の心情的な部分は、こんな感じになるはず。

家計的に進学は難しい状況ですが、〇〇を学びたいんです(資格取得がしたいんです)。目標達成のために、ぜひとも給付奨学金の提供をお願いします

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廃止の3を見てください。

申請するときは「ぜひとも」とお願いしているのに、出席率5割以下なんて...言ってることが違うよね!

こんな感じの解釈のもと、一発レッドカードの「廃止」となります。

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警告の2を見てください。

簡単にいえば、学部の成績が下から4分の1に入ってしまうとイエローカード...となります。

ここでは、失礼を承知でダイレクトな説明をすると...

筆記試験のある大学は、ある程度、同じレベルの学生でその学部を占めているので、一度警告を受けたとしても、本人の努力次第で、次の判定時に、警告を回避できる可能性が生じるはずです。

ところが多くの専門学校の場合、書類選考・面接試験で入学している場合が多いので、こんなことが生じてしまいます。

高校入試(5教科500点満点)の結果が150点の人と、450点の人が、同じ学部に存在

何が言いたいかというと、start時点での地頭(その学生が持ち合わせている学力)に大きな差があるということ。

そして、それぞれの学生が、目標とする資格取得を目指して、同じような努力をすれば、その差を縮めることがなかなか難しい...。

となると、一度警告を受けた学生が、連続して警告を受け、廃止につながる可能性がある...ということに。

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でも、だからといって、最終的に資格取得ができない訳じゃないんだよねぇ...給付奨学金の受給停止になったとしても(給付奨学金で廃止になった学生も美容師や自動車整備士を取得しています)。

そこで、講演会では、保護者様にはこんなお願いをしています。

専門学校に入学するのは、給付奨学金・授業料減免を得ることが目的ではなく、目標とする資格を取得し、その分野に就職したいから。

廃止を受け、受給停止となったとき、「頑張りが足らないから廃止になった」のような叱責をしないで欲しい。

叱責を受けることで、最終目標である資格取得に向けたモチベーションが下がってしまっては、専門学校に入った意味がなくなってしまいます。


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給付奨学金の申請 = 進学後の努力の約束の側面があると、川上は感じています。

初志貫徹...自身の目標達成のために、精一杯、学生生活を過ごして欲しいと願うばかりです。