車の購入などで多額のローンを組む際、「月2万円だと何年返済?」とか「5年で完済する場合 月何万円?」などの確認(相談)をしますよね。
日本学生支援機構の奨学金の場合、借入総額に対して、①月賦返還(定額返還) ②月賦・半年賦併用返還(ボーナス併用返還)の二択しかなくて、受給者が返還額や回数をコントロールすることができません。
これでは、大学卒業時点で576万円(=12万円×12回×4年)、専門学校卒業時点で288万円(=12万円×12回×2年)の返還対象額を抱えるにあたって、不安が生じてしまいますよね。
そこでぜひ活用していただきたいのが、日本学生支援機構の公式HPで紹介されている「返還シミュレーション」です。
【開始】ボタンをタップすると、次のような画面になります。
川上の方で専門学校の卒業までの受給総額で288万円(=12万円×12回×2年)を想定した入力をしてみましたが、それぞれ意味は...
学校の種類:希望する(在籍する)学校種を選択
奨学金の種類:希望する(受給している)奨学金を選択
計算方法:やりやすい方を選択 ※今回は「貸与期間と月額」
入学年度:適当でOK(在学者はリアルな年度)
入学時特別増額:希望(受給)に合わせて ※今回は未申請
貸与明細:上記の入学年度と連動させて、希望校(在籍校)の在籍期間、希望額(受給額)を入力
貸与利率:自動的に、現時点の利率が入力されています
【入力内容を確認する】→【返還情報を入力する】→【シミュレーション結果を確認する】と進むと、次のような画面になります。
すると、月賦返還(定額返還)で、月16,231円×16年 返還...という結果が確認できます。
参考までに、月賦返還(定額返還)と、月賦・半年賦併用返還(ボーナス併用返還)とでは、どちらの方が...という質問に対しては、リスクを背負わない月賦返還をお勧めします...と答えています。
保護者様がお借り入れや返還をするのであれば、その家計状況に合わせてプランニングすればよいことですが、奨学金の債務者は学生本人になります。
入社1年目の10月より返還開始となりますが、中には、入社した会社の水が合わず離職する可能性があります。体調を崩して長期に渡って収入が得られなくなる場合もあります。ボーナス併用と設定したもの、給与形態が「年俸制」でボーナスの支給がない場合も考えられます。返還は15年以上に及ぶのでその間の出産により収入が得られなくなることも考えていく必要があります。
以上の理由により、1回につき48,711円のボーナス返還は、リスキー以外の何物でもない!ので、月賦返還をお勧めしている...ということになります。
・・・・・
最後は、月賦返還(定額返還) or 月賦・半年賦併用返還(ボーナス併用返還)の内容になったので、ややテーマから外れてしまいましたが、「返還シミュレーション」は、申請前後、入学前、大学等在籍中...いつでも気になった時に確認できるツールになりますので、ぜひご活用いただければと思います。
日本学生支援機構の奨学金の場合、借入総額に対して、①月賦返還(定額返還) ②月賦・半年賦併用返還(ボーナス併用返還)の二択しかなくて、受給者が返還額や回数をコントロールすることができません。
これでは、大学卒業時点で576万円(=12万円×12回×4年)、専門学校卒業時点で288万円(=12万円×12回×2年)の返還対象額を抱えるにあたって、不安が生じてしまいますよね。
そこでぜひ活用していただきたいのが、日本学生支援機構の公式HPで紹介されている「返還シミュレーション」です。
【開始】ボタンをタップすると、次のような画面になります。
川上の方で専門学校の卒業までの受給総額で288万円(=12万円×12回×2年)を想定した入力をしてみましたが、それぞれ意味は...
学校の種類:希望する(在籍する)学校種を選択
奨学金の種類:希望する(受給している)奨学金を選択
計算方法:やりやすい方を選択 ※今回は「貸与期間と月額」
入学年度:適当でOK(在学者はリアルな年度)
入学時特別増額:希望(受給)に合わせて ※今回は未申請
貸与明細:上記の入学年度と連動させて、希望校(在籍校)の在籍期間、希望額(受給額)を入力
貸与利率:自動的に、現時点の利率が入力されています
【入力内容を確認する】→【返還情報を入力する】→【シミュレーション結果を確認する】と進むと、次のような画面になります。
すると、月賦返還(定額返還)で、月16,231円×16年 返還...という結果が確認できます。
参考までに、月賦返還(定額返還)と、月賦・半年賦併用返還(ボーナス併用返還)とでは、どちらの方が...という質問に対しては、リスクを背負わない月賦返還をお勧めします...と答えています。
保護者様がお借り入れや返還をするのであれば、その家計状況に合わせてプランニングすればよいことですが、奨学金の債務者は学生本人になります。
入社1年目の10月より返還開始となりますが、中には、入社した会社の水が合わず離職する可能性があります。体調を崩して長期に渡って収入が得られなくなる場合もあります。ボーナス併用と設定したもの、給与形態が「年俸制」でボーナスの支給がない場合も考えられます。返還は15年以上に及ぶのでその間の出産により収入が得られなくなることも考えていく必要があります。
以上の理由により、1回につき48,711円のボーナス返還は、リスキー以外の何物でもない!ので、月賦返還をお勧めしている...ということになります。
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最後は、月賦返還(定額返還) or 月賦・半年賦併用返還(ボーナス併用返還)の内容になったので、ややテーマから外れてしまいましたが、「返還シミュレーション」は、申請前後、入学前、大学等在籍中...いつでも気になった時に確認できるツールになりますので、ぜひご活用いただければと思います。
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