八文字学園・学生支援センター

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「決定通知」から読み取れること①(給付奨学金)

2022年11月04日 | 学費の準備
我が家の次女にも、日本学生支援機構の予約採用申請に伴う「決定通知」が届きました(画像は日本学生支援機構提供のサンプル)

この「決定通知」は、封筒の中に入っている資料の中で、もっとも重要なもので、進学先での提出が必要になるものです(大切に保管していてください)

その中より今回は「給付奨学金」に関する読み取り方を説明したいと思います。

選考結果にて、次の画像のように「候補者決定」と書いてあれば、給付奨学金の受給が採用されたことになります。

また、その下に書かれた「支援区分」によって受給額が変わります。上記の画像では「第Ⅰ区分」と表記されているので、月38,300円を受給できることになります。

ちなみに、各区分の月額は、次の表のとおりです。


そして、「2.採用候補者となった奨学金の内容について」の中に、次の画像のように「社会的養護を必要とする人」と記されている場合、第Ⅰ区分の方は、月42,500円の受給になります(「生活保護受給世帯」と書かれていた場合も、月42,500円になります)


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貸与奨学金(返還が必要な奨学金)は、受給希望額を申請できますが、給付奨学金(返還不要の奨学金)は、別途提出したマイナンバーにより、結果のみが提供され、「決定通知」を受け取って初めて、受給額が分かることになります。

また、進学先が決まる前の申請につき、自宅外通学なのかどうかの判別はされていません。

自宅外通学の場合、上表「私立大学・短大・専門学校の区分別受給額」で表記したとおり、かなりの金額差があります(第Ⅰ区分で【自宅】38,300円【自宅外】75,800円)

自宅外通学の申請は、進学先入学後の奨学金手続時になりますので、今のうちから意識しておくことが大切になります。






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