八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

「固定」と「変動」...どっち?

2021年05月17日 | 学費の準備
今回のテーマは「申込みのてびき」のp10に記載されている「利率の算定方式


学生支援センターの相談者からも「利率固定と変動金利のどっちを選べば...?」という質問をよく受けます

そもそもこの2つの違いは...

固定金利」は、返還の最初から最後まで一定の金利、「変動金利」は、5年ごとに見直しが行われる金利...を意味しています

ちなみに、2021年3月に受給終了となった方の金利は、固定が年利0.268%、変動が年利0.004%となっています

学生支援センターでは確定的な助言をせずに、次のような助言を送っています

・銀行の教育ローンが年利約3.0%
・固定金利でも銀行の年利の10分の1以下
・奨学金の返還は15~20年がベース
・最初の5年は経済的な流れの予測ができても、ラスト5年の予測は難しい
・現時点では絶対的に変動金利だけど、ラスト5年を考えたらリスクがないとは言えない
・ならば、変動金利は見なかったことにするのも考え方の1つ

ざっくり言えば「無難なのは固定金利」ってことなんだけど、最終的な判断は各相談者に任せることにしています(何が正解かがはっきり分かっていないので...

あと...

固定」か「変動」かの最終決定は、大学や専門学校の入学直後(PC入力)だけど、金利が決定するのは受給終了の月...つまり、2年間マルマル受給すると仮定すると、最終決定(PC入力による登録)から2年後になります

それでなくてもどっちにしたら...なのに、2年後(大学なら4年後)のことを予想するのですから、もっと迷ってしまいますよね

ただ...

固定金利にしても年利1.0%を割ってのお話です 無責任な発言になってしまうかもしれないけど、月々の返還額としては目立つほど大きな差は生じない...と言ってもいいんじゃないかと思っています(ちなみに、私の大学1年の長女は「固定金利」で申請しました)

・・・

ここ何回かの更新で「申込みのてびき」のp10について、ある程度 説明できたんじゃないかと思います 次回のテーマは...明日考えますね

・・・

奨学金の予約採用の申請について、「通し」で再確認したい方、ピンポイントで疑問点を確認したい方は、次のリンクからどーぞ
まずは資料を手に入れることから(2021年5月1日更新)
「なぜ奨学金?」(2021年5月2日更新)
ぜひ知っておきたい奨学金のネガティブな部分(2021年5月3日更新)
給付型奨学金は「返還不要」の奨学金になります(2021年5月5日更新)
授業料等減免制度は給付型奨学金とsetの制度(2021年5月6日更新)
ここも知っておいてほしい!!給付型奨学金&授業料等減免(2021年5月10日更新)
「申込みの手引き」と「奨学金の種類」(2021年5月11日更新)
申込み手引きp10の「希望する奨学金の種類」はどう選択すれば...(2021年5月12日更新)
人的保証・機関保証とは(2021年5月13日更新)
返還方式(所得連動返還・定額返還)(2021年5月15日更新)



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