高校3年生のみなさんが直面する奨学金の予約採用申請。
⑤回目のテーマは、申請額設定のその1です。
・・・・・
申込みのてびきにしたがって申請の下書きを続けていると、p11にこんな項目が出てきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/73/fb5f0a36aaccec0bc66cf111e3a645cb.jpg)
上から順に説明していくと…
★ 給付奨学金の申込み ★
奨学金予約採用③(貸与奨学金・給付奨学金)で紹介した通り、経済的に進学が難しい方への国の支援になりますので、世帯収入の少ない方が採用条件になります。
ただ、採用されるか否かは機構が判断するとして、申請するだけなら自由なので、採用の可能性があるかも...という方は、遠慮せずに、希望しますを選択してください。
★ 貸与奨学金の申込み ★
奨学金を申請したい方であれば、希望しますの選択が必須になるのかと思います。
★ 希望する貸与奨学金の種類 ★
1~7のどれを選択すればいいのか...という質問も多く聞こえてきますが、あまり考えずに選択してしまって、進学後に、これでは足りない...という状況に陥ってしまう方もいるようです。
川上さんの提案としては...
①第一種奨学金程度の金額で十分な場合は、選択肢の2番
なぜ1番にしないか...というと、世帯収入の審査条件が、第二種の方がゆるめに設定されています(採用されやすい)。
なので、どうしても5万円程度が必要と考えるなら、第二種で保険をかけておいた方がbetterということになります(1番だと、不採用だった場合、奨学金の受給権利が¥0になってしまいます)
②6万円以上が必要な場合は、迷わずに3番 or 7番を選択
12万円までで十分であれば3番、借りられるだけ借りたい(一人暮らしの費用も考えると...など)であれば7番を選択してください。
それ以外を選択してしまうと、こんなことが生じてしまいます(希望に合わなくなります)
4番→併用貸与(第一種・第二種の同時受給)が不採用だったら奨学金受給は¥0。
5番→併用貸与が不採用だったら第一種(この時点で6万円受給の希望が叶わない)→さらに第2希望の第一種も不採用だったら奨学金受給は¥0。
6番→併用貸与が不採用だったら第一種 →第2希望の第一種が不採用だったら第二種になるので、一見、これでいいじゃん!!って思ってしまいますが、第2希望の第一種の時点で採用の判定が出てしまうと、月額6万円以上の受給が見込めないことになってしまいます。
③現時点でどれを選べばいいのか分からないなら7番
どの大学、どの専門学校に進学するのか(進学できるのか)が確定していないこの時期、どう設定していいかが決まらない方も多いですよね。
ならば、最大額で受給できる7番で申請(第一種+第二種で月約17万円)することを、様々な場面で提案させていただいています。
こんなに借りたら多い...という声が聞こえてきそうですが、川上が考える申請のポイントは、学費の確保(充足)です。
そして、この7番の選択を勧めるもう1つの理由は、進学後に申請額等の変更ができるからです(別のテーマの時に改めて説明します)
例えば、「やっぱり第一種だけで十分」であれば、第二種を辞退できるし、「合わせて10万円程度でいい」であれば第二種の月額を5万円に設定しなおすことができます。
★ 入学時特別増額貸与奨学金の申込み ★
1年次は、どうしても他の年次よりも入学金等の分だけ、必要額が多くなってしまいまいます。
入学時特別増額貸与奨学金は、それに対応できるオプション的な立ち位置になります。
これも、進学後の申請手続き時にキャンセルできるので、明らかに必要ない方は「希望しません」、念のため...というのであれば「希望します」を選択してください。
注意点としては、進学後の手続きでキャンセルはできますが、予約申請時に「希望しません」を選択した方が、進学後にやっぱり「希望する」にしたい...はできません。
・・・・・
申込みのてびきのp11の内容を一気に説明したい...と考えていたら3,000字を越えてしまいました(汗
長いお付き合いありがとうございましたm(..)m
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d6/35029d13531a436d69220b5aec0c5b93.jpg)
⑤回目のテーマは、申請額設定のその1です。
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申込みのてびきにしたがって申請の下書きを続けていると、p11にこんな項目が出てきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/73/fb5f0a36aaccec0bc66cf111e3a645cb.jpg)
上から順に説明していくと…
★ 給付奨学金の申込み ★
奨学金予約採用③(貸与奨学金・給付奨学金)で紹介した通り、経済的に進学が難しい方への国の支援になりますので、世帯収入の少ない方が採用条件になります。
ただ、採用されるか否かは機構が判断するとして、申請するだけなら自由なので、採用の可能性があるかも...という方は、遠慮せずに、希望しますを選択してください。
★ 貸与奨学金の申込み ★
奨学金を申請したい方であれば、希望しますの選択が必須になるのかと思います。
★ 希望する貸与奨学金の種類 ★
1~7のどれを選択すればいいのか...という質問も多く聞こえてきますが、あまり考えずに選択してしまって、進学後に、これでは足りない...という状況に陥ってしまう方もいるようです。
川上さんの提案としては...
①第一種奨学金程度の金額で十分な場合は、選択肢の2番
なぜ1番にしないか...というと、世帯収入の審査条件が、第二種の方がゆるめに設定されています(採用されやすい)。
なので、どうしても5万円程度が必要と考えるなら、第二種で保険をかけておいた方がbetterということになります(1番だと、不採用だった場合、奨学金の受給権利が¥0になってしまいます)
②6万円以上が必要な場合は、迷わずに3番 or 7番を選択
12万円までで十分であれば3番、借りられるだけ借りたい(一人暮らしの費用も考えると...など)であれば7番を選択してください。
それ以外を選択してしまうと、こんなことが生じてしまいます(希望に合わなくなります)
4番→併用貸与(第一種・第二種の同時受給)が不採用だったら奨学金受給は¥0。
5番→併用貸与が不採用だったら第一種(この時点で6万円受給の希望が叶わない)→さらに第2希望の第一種も不採用だったら奨学金受給は¥0。
6番→併用貸与が不採用だったら第一種 →第2希望の第一種が不採用だったら第二種になるので、一見、これでいいじゃん!!って思ってしまいますが、第2希望の第一種の時点で採用の判定が出てしまうと、月額6万円以上の受給が見込めないことになってしまいます。
③現時点でどれを選べばいいのか分からないなら7番
どの大学、どの専門学校に進学するのか(進学できるのか)が確定していないこの時期、どう設定していいかが決まらない方も多いですよね。
ならば、最大額で受給できる7番で申請(第一種+第二種で月約17万円)することを、様々な場面で提案させていただいています。
こんなに借りたら多い...という声が聞こえてきそうですが、川上が考える申請のポイントは、学費の確保(充足)です。
そして、この7番の選択を勧めるもう1つの理由は、進学後に申請額等の変更ができるからです(別のテーマの時に改めて説明します)
例えば、「やっぱり第一種だけで十分」であれば、第二種を辞退できるし、「合わせて10万円程度でいい」であれば第二種の月額を5万円に設定しなおすことができます。
★ 入学時特別増額貸与奨学金の申込み ★
1年次は、どうしても他の年次よりも入学金等の分だけ、必要額が多くなってしまいまいます。
入学時特別増額貸与奨学金は、それに対応できるオプション的な立ち位置になります。
これも、進学後の申請手続き時にキャンセルできるので、明らかに必要ない方は「希望しません」、念のため...というのであれば「希望します」を選択してください。
注意点としては、進学後の手続きでキャンセルはできますが、予約申請時に「希望しません」を選択した方が、進学後にやっぱり「希望する」にしたい...はできません。
・・・・・
申込みのてびきのp11の内容を一気に説明したい...と考えていたら3,000字を越えてしまいました(汗
長いお付き合いありがとうございましたm(..)m
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d6/35029d13531a436d69220b5aec0c5b93.jpg)
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