阿蘇北外輪山花散策
(原野に咲くキスミレ・立金花・桜草の花園)
令和2年4月28日 快晴
かつて見た(2008年)、キスミレ(写真1・写真2)の大群生地(像が鼻)を
野焼き以来(今年の)、観察を続けているがその面影か全く現れて来ない・・・
今日を最後にその結末を見届けたい、
加えて、花園の立金花が最盛を迎えている頃と思い
コロナ自粛の期間であるが、あえて(人との出会いは、多分無いものと確信して)
花散策に出掛けることとした。
(行程) 自宅(発10:00)~像が鼻~原野のお花畑(着10:50~12:30)
↑【像が鼻直下の群生地】
像が鼻のキスミレ散策は2017.4.22日以来であるので、三年振りとなる。
今年の野焼き見学(3/21)は 像が鼻であったので、野焼き後の
キスミレ開花模様を蕾の顔出しから観察しょうと思い
野焼きの後、この地には3回(4/4・4/14・4/19)訪れたが
かつてのような華やかな群落を見ることは出来なかった。
何故なのか・・・
今年の野焼きが 例年になく ずれ込んだ為であろうか ?
↑【像が鼻から阿蘇五岳を望む】
牧野道を走行して次の目的地の花園へ向かう・・・
阿蘇北外輪山花散策・立金花 (2020.4.28)
↑【桜草】
↑【立金花】
↑【二輪草】
↑【立金花】
原野の窪地を蛇行して流れる小川に群生、
その光景が牧歌的で私の情感がたまらなく高揚・・・
↑【水辺の立金花】
↓ 隣接する牧野に移動して更に散策
阿蘇北外輪山花散策・桜草 (2020.4.28)
↑【キスミレ】
↑【桜草】
↑【背後に根子岳が現れる】
ここの牧野も窪地に流れる小川(涸れ沢)に沿うて群生・・
次々に花を追って上流に向かい、夢中で散策する。
ふと、背後を振り返ると根子岳の山姿・・・
こんなロケ-ションに出合うとは
意外な展開で感動そのものであった。
↑【キスミレ】
(散策を終えて)
コロナ自粛で気が咎める一日であったが、
人との出会いは案の定、全く無く、安堵した。
出合ったのは高原の 花(立金花)・花(桜草)・花(キスミレ)・花(二輪草)・・
昔を偲ぶ話であるが、
私が原野に咲く、立金花を初めて見た時の感動は、
今もなお忘れられない思い出として焼き付いている。
阿蘇原野に咲く山野草に魅入った原点は、
その情景から生まれたようである・・・(苦笑)
今回散策した場所は、
その時の場所(現在は立入禁止の牧場となっている)
と比べると群落模様のスケール感は小さいが、
最盛期の花を愛でられ、コロナ自粛の中で大いなる癒しの散策となった。
(2020.5.21日 加筆 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます