卯が鼻(774m)
(阿蘇福寿草散策)
令和2年4月4日 快晴
野焼き後の外輪山には花の群落地が数多く現れ、山野草の宝庫となる。
福寿草を始めにキスミレ・桜草・立金花・・・等々の花散策に事欠かない。
今日の目的地は卯が鼻で過去(2009.4.2日)に観た福寿草の群生地2か所
(①卯が鼻への登路沿い ②馬場豆札牧場) が花の見頃と思い散策に出掛けた。
途中、経路を回り道して像が鼻のキスミレとミルクロ-ド沿いの
花園(立金花・桜草・キスミレ)を下見することとした。
(行程) (1)自宅(発10:00)~像が鼻~ミルクロ-ド沿いのお花畑(着10:50)
(2) 卯が鼻登山口(発11:20)→卯が鼻頂上(着12:20~発12:45)→登山口(着13:40)
(3)馬場・豆札牧場ゲート(発13:40)→福寿草群生地→馬場・豆札牧場ゲート(着14:15)
↑【これからドライブする像が鼻】
野焼き後のキスミレ開花状況を下見するため
「小嵐山」経由でドライブ。
遠景は「大観峰」
↑【「黒川」河川沿いの菜の花】
↑【野焼き一週間後の山肌】
野焼き跡の黒焦げの世界から、様変わりしつつある原野の風景色。
↑【水辺の立金花】
像が鼻を離れ、ドライブの途中でミルクロ-ド沿の
お花畑に立ち寄る。
立金花もキスミレも未だ咲き初めで花もまばら、
桜草は芽立ち始めの状態。
↑【キスミレ】
↑【牧野(車道)からの風景】
やまなみハイウェイ・城山展望所付近から
牧野を横断する市道に入り、馬場・豆札牧場側の
卯が鼻登山口に向かう途中からの展望。
↑【馬場・豆札牧場】
ここに駐車して、対面のミルクロ-ド沿いの
牧場ゲ-トを乗り越えて取り付く。
↑【卯ノ鼻頂上】
阿蘇北外輪山・卯の鼻 令和2年4月4日
↑【卯ノ鼻頂上からの展望】
↑【頂上直下に咲くコブシ】
↑【頂上に咲く福寿草】
↑【ハンググライダー】
卯が鼻山頂広場と並列する隣の高台がフライトエリアとして昨年オ-プンしたらしい。
福岡から三人で来られ、フライト順番待機中の一人の青年と出会う。
私の方から話しかけたのであるが、青年が私に近寄って来られたので
手を振ってセーブすると青年もコロナと悟り(密接・密集・密閉の三密)
暗黙の了解で対話・・・
↑【復路で望む阿蘇五岳】
下山後、馬場・豆札牧場の牧野に群生する
阿蘇 福寿草を鑑賞 ↓
↑【今から咲き始める、阿蘇福寿草】
九州脊梁山地の福寿草は2月頃の雪の中で咲くが
阿蘇は、野焼き後に一斉に咲き出す特性がある。
品種は同じミチノクフクジュウソウ(陸奥福寿草)と思われるが
阿蘇の自然(野焼き)に適応した咲き方に進化したのであろうか ?
それ故に私は敢えて「阿蘇福寿草」と名付けている。
【遠景の稜線は九重連邦】
↑【自宅近くの農道から卯が鼻を振り返る】
(散策を終えて)
1)像が鼻のキスミレは野焼き後2週間となるが、
花はポツポツで群生地とは似つかない程のまばらの開花。
ミルクロ-ド沿いの花園に群生する立金花・桜草は
まだ先で今月末頃かと思われる・・・
2)今回の卯が鼻へのル-トは栗の木坂ル-トではなくて
ミルクロ-ドから取り付く「馬場・豆札牧場」ゲ-ト側から歩いた。
ル-トの中間位に位置する一つ目の福寿草群生地は
当時、幼木であった杉・檜が成長してかつての群落地に覆いかぶさり
(野焼きが行われない場所であるので・・)
過去の姿の群生は見られず、狭い範囲での生き残りの株だけを
散見する程度であった。(残念)
3)最直近で登った卯が鼻は2016.3.12鉄爺さんと登った時
であるので4年振りとなるが
卯が鼻頂上部の風景の様変わりには、驚くものがあった・・・
頂上に至る最後の登路は二つに分岐され、
三角点に至る道とハンググライダーフライト場に繋がる道(新設の車道)
とに分かれ、かつての藪漕ぎ道が遊歩道みたいに整備されていた。
(参考) YouTube動画:卯の鼻ハンググライダーフライト
https://www.youtube.com/watch?v=uAce_lTuONg
(2020.5.11日 加筆)
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