「この寺は、唐の国(いまの中国)からおいでになった、
ありがたいお坊さまの寺であったが、九百年たっても ビクともせぬ。」
お堂ができてから千二百年以上たったいまでも、ヤスが出会った すみ鬼は、
お堂の西南のすみにいて、笑いだしそうな顔のまま、じっと正座している。
作者のあとがき
「すみ鬼」のモデルは奈良唐招提寺の金堂の四隅にいる、木彫りの邪鬼です。
かこさとしさんの おはなしのほん
からすのパンやさん(お話会でよく読まれる本)
初めて読んだ本 でんせつ でんがら でんえもん
大金持ちでけちんぼの、でんがらでんえもんを、
ふしぎなおじいさんが👴こらしめます。
むかし むかしの そのまた むかしの こと、
むらに でんがらでんえもんと いう、
たいそうな おひとが おったそうな。
そして、あのしわしわの よぼよぼの じいさまは、そののち、ついぞ
だれも みかけた ひとも なく、きんの やしきや、きんの もん
きんの くりの木やらは、あめかぜに さらされながら、
いまも かがやき ひかって ござると いうそうな。
満開に
シャクヤク
分類:ボタン科 多年草 原産地:中国、モンゴル、シベリア東部、朝鮮半島北部
出回り時期:3~6月、10~11月 水揚げ:水切り後、深水に養う 草丈は50~90㎝
花言葉:はにかみ 花色:ピンク、赤、紫、白、黄色
多くの品種があり、一重咲き、翁咲き、冠咲き、バラ咲き、半八重咲き種があります。
切り花は、八重咲き大輪系の品種が多く出回っています。花の径は10~20㎝、
外国人が東洋をイメージする代表的な花です。おしべが、花びら化した花もあります。
花びらは紙のように薄いのですが、いっぺんに散るとバサッと音がします。
小さすぎるつぼみは咲かないことが多い。
シャクヤクはボタンによく似て、秋になると地上の部分は枯れてしまいます。
よく肥えた所を好みます。
数年前におじいちゃんが描いたシャクヤクの花
シラン
ラン科 50~60cm 4~5月 日本 中国 多年草
シランは丈夫で育てやすいランの入門品です。
葉の間から高さ50cmの花茎を出し赤紫の花を数輪つけます
地下に連ねた扁平な地下球からササのような葉茎を伸ばし、
先端に赤紫色の華麗な花を咲かせます。
シラー
科名:ユリ(キジカクシ)科 学名:Scilla 別名 :ワイルドヒヤシンス
原産地:北アフリカ ポルトガル 草丈:5cm-80cm
開花期:主に2月~6月(種により異なる) 水揚げ:水切り
花言葉:我慢強い、寂しさ、悲しみ
球根植物で、根ぎわにはば広い葉をつけ、その中心から、
太く短い花茎をたてて青紫の小さい花をたくさんつけます。
花は星形、杯形、釣鐘形などで10~50輪以上がピラミッド状につきます。
フタリシズカ
センリョウ科 多年草 30~60㎝
花は花弁もがくもなく、おしべがめしばをつつんでいます。
花の穂が2個つくことが多いことからついた名前です。
葉は4枚あるがヒトリシズカとちがい、2まいずつ向かい合ってつく。木陰にはえる。