おもい出し日記

今月の本 1803




1.人生は70歳からが一番面白い 弘兼憲史
50歳からの死に方…、60歳からの手ぶら…の本と内容は似ていますが…なぜか手に取ってしまいました。

終章  自分たちの世代の責任を果たそう 「自立」の先に「自律」あり では西郷隆盛と松下幸之助の言葉を引用して自分を律して、日本をどうすべきか、どうしたら日本人は幸せになれるか!最後の自分たち世代の責任を果たそう!といってます。

「国に功労のある人には禄を与えよ。しかし、功労があるからといって地位を与えてはならない。功労があるからといって、見識のないものに地位を与えると国家崩壊のもととなる」政治的なことをなんにも考えていない人が議員になったりするのは…。自分の利益を優先させている人…。

松下幸之助さんの理念は「利益を追求するな」です。
すばらしい言葉です。
「利益とは一生懸命仕事をした結果、社会的な報酬として与えられるもので、いい仕事をすればご褒美として利益がもらえる。だから利益を最初に考えるのではなくて、お客様が喜ぶ電器製品をつくることだけを考えろ!そうすればお客様もわれわれもみんな豊かになる」
「金儲け=成功」は自立した人間とはいえない。

社会的な自立とは経済的な側面だけでなく、社会に認められる存在となって、自分を律することができるようになること。

個人も会社も同じです。自分を律して…世代の責任を果たさなくては…。


2.驚くほど目がよくなる!たった10秒の「眼トレ」
先月の健康診断で自分の目の写真を見ることが出来ました。
始めてみる自分の目の写真はとてもキレイで星のように輝いていました。
こんな歳でも…美しく感じたのですが視力はだいぶ悪くなってきました…。

そんな時、題名とこんな文章が添えられたこの本に目がとまりました!

「人間の目は現代の生活に適応して悪くなった」
「近視、遠視、老眼は9割治る!」
「目を温めると視力がよみがえる」

視力って蘇るのか~
まず熟読し、それから実証実験に入っていきたいと思います。


3.夜空の下で 益田ミリさん
ミリさんのマンガと安藤和真(薩摩川内市せんだい宇宙館)さんの宇宙の解説が交互に載っています。
ミリさんとはほぼ同世代ということもあり、いつもほっこりさせられます。
安藤和真さんの宇宙についての解説はわかりやすく、とても興味をもちました。
ミリさんのマンガと宇宙の話がうまくコラボしています。

印象的だったのは「おりひめとひこぼしの」の話。
若い男女の会える、会えない…のマンガです
お互いスケジュールが合わなく、イライラしています。
その時、男性が会社の屋上で星を観ながら、おりひめとひこぼしの話しを出します。
「あのカップルって一年に一回、七夕にしか会えないんだぜ」といいますが…。
「星が生まれたのが何億年前で何億回も会っている!」と言い返されてしまいます…。

その解説コラムで安藤和真さんは関連の話がよかったです。
「ぼくは宇宙館を訪れる子どもたちに、こんな話をすることがあります」
「地球には現在、約70億人の人が暮らしている。あなたが、この人たち全員に会おうとすると、たとえ1秒に一人ずつ会ったとしても、約200年もかかってしまう」

「星にしても、人にしても、ぼくたちは普段から奇跡的な巡りあわせの中で暮らしている。明日は、どんな出会いがあるか楽しみだ!」と言っています。

いい話、いい仕事をしているな~。子どもたちの目が輝いているのが見えます。

そしてもう一つ、初めて知ったのが「宇宙にも匂いがある!」ということです。

銀河系の中心付近には「ギ酸エチル」という物質があるそうです。これはパイナップルやラズベリーに含まれている香り物質で、主に香料として利用されているそうですが実際に宇宙飛行士が甘い香りを嗅いでいるそうです。

知らなかったな~
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