「ザ・クイズショウ」第１話

日本テレビ系列の新ドラマ「ザ・クイズショウ」第１話の感想です。
ネタばれを含みますので、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。

まずは冒頭部分のアップテンポなスピード感がすばらしかったです！
ぐいぐいとドラマに引き込まれました。


謎の組織に保護されている（？）記憶喪失中の青年・神山悟（櫻井翔）。
神山は、人気番組『ザ・クイズショウ』の司会者だった。

クイズに７問正解し、最後にドリームチャンスに挑戦し見事クリアすればどんな夢でもかなえてくれる「ザ・クイズショウ」。
今日の解答者はミュージシャンの安藤康介（哀川翔）。

生放送の番組の中で最初は順調にクイズに正解していく安藤。
しかし、段々問題は安藤のかつてのロックバンドの片割れ・福山翼（池田成志）の死の謎について迫っていく…。
福山は二年前に何者かに殺害されたのだ。

福山の死の真相とは！？　司会者の神山はどのように安藤を追い詰めていくのか…？
そして黒幕・ディレクターの本間俊雄（横山裕）の目的とは何なのか？



特に第４問の、安藤が音楽留学したと言うアメリカの大学教授に関する問題が秀逸でした。実は音楽留学の経験などなかったのでしょう。
教授とのトンチンカンなやり取り。その様子を字幕で放送されてしまいます。
最後に教授といきなり流暢な英語で会話する神山の姿に呆気にとられる安藤の姿が何とも滑稽で物悲しかったです…

そして、今風というのでしょうか。
時折、実況掲示板の書き込みを番組スタッフがチェックしているところが映されるます。
実際のところTVスタッフの方ってどの程度こういう書き込みを見ていらっしゃるのでしょう。

掲示板の書き込みは最後の方は出てきませんでしたが、神山が途中退席した安藤を待っている間など画面の端に映して貰えたら、リアルタイムの視聴者の反応が分かってもっと面白かったような気がします。

ただ本気で可哀そうだったのはプロデューサーの冴島涼子（真矢みき）。
本間ディレクターに翻弄され、編成局長の田所には叱責され、と中間管理職とはいえあまりにも気の毒でした。

さて、次回は第２話。どんな秘密が暴かれるのか、とても楽しみです！
「ER」もそのスピード感が心地良いのですが、「自分はアップテンポなドラマが好きなのだな～」と改めて思いました。

「ザ・クイズショウ」日本テレビ系列　毎週土曜夜９時より　放送中です。
＊画像はマリーンです。

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