銀うさぎの庭(お人形日記)

人形と花の写真のブログです。HPへもどうぞ♪
人形が苦手な方の閲覧はご遠慮くださいませ。

「新・三銃士」第29話

2010-03-17 | テレビ等の感想

NHK教育テレビで放映中の連続人形活劇「新・三銃士」第29話『戦への序章』の感想です。

すみません、初めに叫んでもいいですか?

ダルタニアン、黒い! 最低ーー!!!


今回の感想はこの一言に尽きるのですが、それではあんまりなので。

 森の隠れ家で楽しく暮らすダルタニアンとミレディー。
 ミレディーが町に買い物に行って間にロシュフォールがやってきます。
 そこへボナシューも現れます。
 二人がいがみ合う所にダルタニアンも帰宅。
 ミレディーを巡っての三つ巴の争いになります。

 そして、ミレディーが帰宅。
 ミレディーは、「ダルタニアンと添い遂げます」と告げます。
 ところが、ボナシューがコンスタンスの居場所を漏らした途端、ダルタニアン豹変!

 「コンスタンスの居場所を探るため、ミレディーを愛している芝居をしていたのだ」と白状するダルタニアン。
 そして、暴言の数々。

 ミレディーはダルタニアンへの復讐を誓います。


子供向けの番組で、ここまで主人公が黒いのも珍しいのではないでしょうか。
ダルタニアン、子供っぽくて単純で考えなしだけど、一本気な気のいい青年だと思っていたのに…
まさか女性を利用して傷つけるとは…。単なる馬鹿ではなく、腹黒……

ダルタニアンの純愛でミレディーが更生するのか?と予想していたのですが、
逆にミレディーは復讐の鬼になってしまいました。
いくら「悪女」とはいえ、なんだかかわいそう。


さて、王宮では。
反乱軍を陰で糸を引いているのはバッキンガム公なのではないか、という噂を聞いて、
「愛のために戦争を始める? すてき」と呟く能天気なアンヌ王妃と、
出陣を決意するルイ13世の対比がドラマティックでした。
いつか、立派に成長したルイ13世の姿を見る事ができるのでしょうか。


今回、ロシュフォールの人間味あるセリフが面白かったです。
「ミレディーと自分は共通点が多い。体型も腕の長さも、善悪に対する考え方も」とか、
ダルタニアンに反乱軍の様子を聞かれ「私にはこちらの反乱の方が痛手が大きい」と切れる傷心のロシュフォールが可愛かったです。

次回は第30話『戦場へ』です。


*画像はロベリアです。フレームは写真自動加工様です。

◇「新・三銃士」記事リンク◇
三銃士 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話&第20話 
第21話(総集編) 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話&第27話 第28話 第29話 
第30話 第31話 第1話(再放送) 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話 第37話 
第38話 第39話 第40話(最終回)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする