今日は家族と一緒に映画「ダレン・シャン」を観て参りました。
一昨日は「シャーロックホームズ」へ行ったばかりですが、やはり大きなスクリーンで観る映画は迫力があって楽しいです!
さて、「ダレン・シャン」の原作は吸血鬼が出てくるファンタジー小説。
家族は大ファンでこの映画を楽しみにしていましたが、原作を読んだ事のない私は内容が分かるかどうか心配でした。
でも、全然、大丈夫でした!
原作を知らなくても分かりやすく、面白い映画でした。
以下、大したネタばれはありませんが、これから映画へ出掛けるご予定の方はご注意下さい。
ある夜、怪しいサーカス「シルク・ド・フリーク」を観に行く高校生コンビ、ダレン・シャンとスティーブ。
そこは奇怪な人間達(フリーク)を見せ物にする、奇妙なサーカスだった。
クモ好きのダレンは、サーカスで出会った美しい毒グモを盗み出してしまう。
ところが、毒グモが親友のスティーブを噛んでしまい、スティーブは瀕死に…
ダレンはクモの飼い主でありバンパイア(吸血鬼)のラーテン・クレプスリーと交渉し、
解毒剤と引き換えにハーフ・バンパイア(半分吸血鬼)になる事を承諾する。
さて、ハーフ・バンパイアとなったダレンは、
人間を殺さないという掟を守るバンパイア族とその掟に従わないバンパニーズ族の争いに巻き込まれてしまう。
一方、スティーブンはバンパニーズ族に取り込まれ、
ダレンと敵対する事になる…
分かりにくいあらすじで申し訳ないです。
ハーフ・バンパイアと普通のバンパイアの違いが良く分からなかったです。
ハーフの方は普通のバンパイアと違って昼間も活動できるそうですが、
映画ではそこら辺の長所と短所(?)はあまり描かれていませんでした。
多分、これから重要になる設定なのでしょう。
自称親友のスティーブが最初っから嫌なヤツで辟易しました。
口では「親友」とか言っていますが、絶対ダレンの事子分程度にしか思っていないですよね。
もうちょっと親友らしいエピソードがあれば違ったと思うのですが、
ダレンと敵対する事になっても「可哀そう…」等の感情は起きませんでした。
この映画で一番気の毒だったのは、スティーブに殺されてしまう先生でした。
ダレンをハーフ・バンパイアにする吸血鬼のラーテン・クレプスリー、人情派で飄々とした雰囲気で魅力的でした!
でも、「クレプスリー」という名前が難し過ぎる…
私はどうしても「クリスピー」としか言えません。ごめんなさい。
映画の冒頭にキャスティングが出るのですが、「KEN WATANABE」の名前があってびっくりしました!
渡辺謙はすてきな身長2mのキャラを演じています。
家族が「身長2mの設定だけど、どうやって撮影しているのだろう。CGではないよね?」と首をかしげていたので、
「知らないの? 渡辺謙ってもともと身長2mあるのっぽな俳優さんなんだよ」と言ったのですが、
私の冗談にはさすがに引っ掛かりませんでした。残念~
ところで、この映画、続編はあるのでしょうか?
バンパイアvsバンパニーズの全面戦争が始まる寸前で終わっているのですが。
これからの展開が気になります!
*画像はエリカです。