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前日からの泊まりとなった。
入渓点には同行する二人組が前夜から場所取りするとのこと。
なにせ、ちまたではゴールデン・ウィークだ。場所をとって置かないと
釣にならない。
当初は、そのポイントへは当日朝早く家を出て合流することにしていた。
しかし、前日の5月1日は好天に恵まれたのでオイラもボチボチ釣ながら夜に
現地で合流すれば良いと思い始めた。どうせ、夜にはポイントへ場所取りに
来るだろうから、そこへ行けばいいぢゃないの?
夜になって、なんとか合流し、早速宴会開始だ。
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十分すぎる寒さと満天の星空のもと、薪を集めて火をおこし、先行組が釣って来たアマゴ
やら、シイタケを焼いて、クーラーのビアをプシュッ!日本酒をグビ!ウイスキーをチビリ!
こりゃぁ、めちゃ旨い。これまた生きてて良かったの例である。
なんだかんだと言いながら夜中の1時半。明日に備えてお開きとなった。
夜中は凄まじい寒さで皆寝にくかったようだが、あっと言う間に朝がきた。
ここで、二人組のショットと朝の風情をどうぞ!寝不足だろうが、元気そうだ。
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Bさん、毛鉤のアイにハリスを通すのが辛いと老眼鏡。
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そうなんだよなぁ。最近、老眼になってくると毛鉤についた小さなワッカ(アイという)に
ハリスが通りにくくて・・・
でも、こんな年まで出来る釣りって素晴らしいぢゃないか?
入渓途中の雑木林には山芍薬が群生していた。
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渓に降りて最初の落ち込み脇の浅いところへミミズの第一投目で、強い引き込みがあって
本日初アマゴ。良い掛かり方をしている。こりゃぁ、本日は大爆釣の予感!!
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しかし、それは予感でもなんでもなくて、単なる思い込み。
さぁ~それからが釣れない。どこまで行っても釣れないのだ。
大体、今のオイラは全てが中途半端なんだ。
ミミズを出したかと思うと、瀬に出れば毛鉤を振る。
まさか、両手にテンカラ竿と渓流竿をもって二刀だぁ~なんて出来ないし。
道具が二通りいることになって、やたらと小道具が多い、多すぎるのだ。
渓流竿を使うにしても、目印を一つ付けてそれを上げたり下げたりと忙しい。
そこへ行くと二人組みは「テンカラ専科」だから潔い。
どんどん釣ってるみたいで、ますます、オイラは焦るぢゃないか!
それが馬鹿なんだよね。
渓はあくまで美しく、澄ましかえってるぜ。
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途中、大岩に密生している「ウルイ」をテンカラ師匠が発見。
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師匠早速、ビニール袋を出して、これを採取。後で分けて貰って食べたらこれがまた美味!
福島のヨンパパさんが時々紹介されてる植物ですが、見るのも食べるのも初めて。
これからは、ウルイを探して釣をする楽しみが増えましたな。
さ~て。
堰堤が沢山連続してきたので、ここはお二人さんに任せて、オイラは一旦林道まで這い上がって、堰堤の上へ再度下った。
一人静かに渓と向き合えば、存外魚が掛かるもので、納竿間近になって、神様が哀れな
オイラにこれまた哀れなアマゴを一尾、毛鉤の先に掛けてくだすった。
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まぁ、諦めずに毛鉤を振れよ!という励ましだと受け取りました。
今回初めてやったのが渓流野点。
ボロ茶碗に抹茶、茶せん、茶杓を用意して、渓の水を汲んでガス・ストーヴで沸かす。
熱湯でないと上手く、泡立たないけど、高度があるので100度近くまでは上がらない。
それでも、とっても美味しく抹茶を頂けました。
後で考えると、これは納竿の後で、甘味を食べながら抹茶をすするのが一番では?と。
結果的には、釣れないほうが色々と勉強になり、有意義なもんだと思いますね。
それは囲碁も全く同じで、打ってるときは勝ちたい、勝ちたいと思うのだが、
勝った碁よりも、負けた碁の方が実りあるものです。
いずれにせよ、楽しい釣旅でした。お二人さん、心より有難うと申し上げます。
さぁ~これからはオイラも「テンカラ専科」で今年は通してみようかな?
入渓点には同行する二人組が前夜から場所取りするとのこと。
なにせ、ちまたではゴールデン・ウィークだ。場所をとって置かないと
釣にならない。
当初は、そのポイントへは当日朝早く家を出て合流することにしていた。
しかし、前日の5月1日は好天に恵まれたのでオイラもボチボチ釣ながら夜に
現地で合流すれば良いと思い始めた。どうせ、夜にはポイントへ場所取りに
来るだろうから、そこへ行けばいいぢゃないの?
夜になって、なんとか合流し、早速宴会開始だ。
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十分すぎる寒さと満天の星空のもと、薪を集めて火をおこし、先行組が釣って来たアマゴ
やら、シイタケを焼いて、クーラーのビアをプシュッ!日本酒をグビ!ウイスキーをチビリ!
こりゃぁ、めちゃ旨い。これまた生きてて良かったの例である。
なんだかんだと言いながら夜中の1時半。明日に備えてお開きとなった。
夜中は凄まじい寒さで皆寝にくかったようだが、あっと言う間に朝がきた。
ここで、二人組のショットと朝の風情をどうぞ!寝不足だろうが、元気そうだ。
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Bさん、毛鉤のアイにハリスを通すのが辛いと老眼鏡。
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そうなんだよなぁ。最近、老眼になってくると毛鉤についた小さなワッカ(アイという)に
ハリスが通りにくくて・・・
でも、こんな年まで出来る釣りって素晴らしいぢゃないか?
入渓途中の雑木林には山芍薬が群生していた。
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渓に降りて最初の落ち込み脇の浅いところへミミズの第一投目で、強い引き込みがあって
本日初アマゴ。良い掛かり方をしている。こりゃぁ、本日は大爆釣の予感!!
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しかし、それは予感でもなんでもなくて、単なる思い込み。
さぁ~それからが釣れない。どこまで行っても釣れないのだ。
大体、今のオイラは全てが中途半端なんだ。
ミミズを出したかと思うと、瀬に出れば毛鉤を振る。
まさか、両手にテンカラ竿と渓流竿をもって二刀だぁ~なんて出来ないし。
道具が二通りいることになって、やたらと小道具が多い、多すぎるのだ。
渓流竿を使うにしても、目印を一つ付けてそれを上げたり下げたりと忙しい。
そこへ行くと二人組みは「テンカラ専科」だから潔い。
どんどん釣ってるみたいで、ますます、オイラは焦るぢゃないか!
それが馬鹿なんだよね。
渓はあくまで美しく、澄ましかえってるぜ。
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途中、大岩に密生している「ウルイ」をテンカラ師匠が発見。
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師匠早速、ビニール袋を出して、これを採取。後で分けて貰って食べたらこれがまた美味!
福島のヨンパパさんが時々紹介されてる植物ですが、見るのも食べるのも初めて。
これからは、ウルイを探して釣をする楽しみが増えましたな。
さ~て。
堰堤が沢山連続してきたので、ここはお二人さんに任せて、オイラは一旦林道まで這い上がって、堰堤の上へ再度下った。
一人静かに渓と向き合えば、存外魚が掛かるもので、納竿間近になって、神様が哀れな
オイラにこれまた哀れなアマゴを一尾、毛鉤の先に掛けてくだすった。
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まぁ、諦めずに毛鉤を振れよ!という励ましだと受け取りました。
今回初めてやったのが渓流野点。
ボロ茶碗に抹茶、茶せん、茶杓を用意して、渓の水を汲んでガス・ストーヴで沸かす。
熱湯でないと上手く、泡立たないけど、高度があるので100度近くまでは上がらない。
それでも、とっても美味しく抹茶を頂けました。
後で考えると、これは納竿の後で、甘味を食べながら抹茶をすするのが一番では?と。
結果的には、釣れないほうが色々と勉強になり、有意義なもんだと思いますね。
それは囲碁も全く同じで、打ってるときは勝ちたい、勝ちたいと思うのだが、
勝った碁よりも、負けた碁の方が実りあるものです。
いずれにせよ、楽しい釣旅でした。お二人さん、心より有難うと申し上げます。
さぁ~これからはオイラも「テンカラ専科」で今年は通してみようかな?
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