
宿が近いので時間があればこの辺りを散策することが多い。
武蔵野という雰囲気は吉祥寺から西の方に色濃く残ってるはずだが
ここは善福寺川に沿って沢山の桜が植えられていて
都内有数の花見の名所となっている。
今はイチョウやらメープル系の落葉樹が紅葉の時期を迎えつつあった。
11月とはいえまだまだ暖かい日が続いていたので
川沿いの道をジョギングしてる人も多かった。
この辺りは京王井の頭線の西永福など、あるいは地下鉄丸ノ内線の南阿佐ヶ谷からのアクセスも
比較的便利で五日市街道が緑地を横切ってるのでバスも通る。
休日には沢山の人が運動をしに集まってくるように思う。
広い川沿い公園は特に木々の手入れをするわけでもなく
今の時期には半端でない落ち葉が地面を覆っており
幼稚園児が落ち葉を拾っては空中に投げ上げる様子は見ているだけで楽しい。
さんざ、落ち葉で遊んだ後は列をなして水を飲む。
70歳を越えるお爺さんにもこんな年頃があったと思うと嘘のような気がする。
一体、時間っちゃなんだろうか?
てなことを考えながらカメラを向けてたら・・・!!
子供の写真はご遠慮願いますっつ!って
キツイ罵声を浴びせられた。
肖像権なんだろなぁ。
何の誰べえか判らない子供にも肖像権があるんだ。
難しい時代になったものよ。
:
:
仕方がないから
肖像権なんて言われない写真を撮るっきゃねぇなぁ。
それでもこの緑地は心が落ち着くものがある。
それは、何も手入れしない林があって
誰も搔き集めない落ち葉のじゅうたんを好き勝手に歩ける。
今住んでる高松の栗林公園ってのは
メチャンコ手入れして
もぉ~凄いんだよね。
公園の在り方という点では対極に位置する二つの公園。
どっちが良いか?
現代の混迷を解く糸口になるような対比かもしれないと思った。
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